前回の続き ページ16
『ありがとう。まぁいろいろと、ね』
炭「あと、洋服の方なんですけど、どうしましょう？あの、見つけたときにはもう、結構破れていて...。一応洗濯はしたんですけど」
あ、有難い。
『何から何までありがとうね。洋服の方は煮るなり焼くなり雑巾にするなりどうしてもいいよ』
寝たままで告げる。
...起き上がれないんだよ！！なんか身体中痛くて！！
本当に...炭治朗に拾ってもらわなければ死んでいたかも...。
冗談抜きで。
炭「ご飯食べれます？」
お盆を差し出す炭治朗。
...流石に、これは不味くないか？
いろんなことやってもらいすぎだよ。
心が痛むっ！！
炭「あ、すみません。なにか食べれないものでもありましたか？」
少しあわあわと炭治朗が言う。
いやいや。ここまでしてもらってすみませーん。この食べ物嫌いです〜。と言えるほど神経が図太い人いたら見てみたい。
炭「あの...」
はっ！ボーッとしていた！！
『ありがとう。いただくね。』
よいしょと、体を持ち上げる。が
『＿＿＿っいｯ』
布団に戻ってしまう。
...このまま重力に任せて落ちたらかなり痛いぞ。
炭「わぁ！！大丈夫ですか！？」
間一髪で支えてくれる炭治朗。
天使ですか？神様ですか？仏様ですか？
さぁ！！皆さん私の推しです！！尊いでしょ！！
心のなかで話して誤魔化しているけどだいぶ体が悲鳴を上げている。
『ごめん。座れそうにないかも...』
炭「大丈夫ですか？ええっと...」
炭治朗がお盆に乗っているお粥を匙にのせる。
炭「この体勢は辛くないですか？」
私の背中は壁に預けられ、炭治朗は匙に乗ったお粥を息で冷ましている。
何をしようとしているのかわかるだけに全世界の炭治朗君推しの皆様に殺されそうで恐い。
先に謝っておきますｯｯ！！ごめんなさぁぁぁぁい！！！！！
炭「どうぞ」
...心がっ！！心がずきずきするよっ！！
お金はたしか持っていたからきちんとお支払しようっ！！！
そう思って指の一本すら満足に動かせない私は傷がなおるまで竈門一家のご厚意に甘えることにした。
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胡桃 - ゆるさん» ありがとうごさいますっ！！ ゆるさんのコメントでもう少し連載しようかなぁと思った今日この頃です(笑) (2020年5月28日 20時) (
レス) id: c16ba4f52a (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年5月28日 10時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
ここま - 派手派手だぁ！! (2020年5月6日 8時) (レス) id: 233309ccbd (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - lameさん» 更新できていなくてすみません。 派手派手だぁ！！ (2020年4月30日 8時) (レス) id: c16ba4f52a (このIDを非表示/違反報告)
lame - 派手派手だぁ。 (2020年4月27日 11時) (レス) id: 5b3df30761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2020年3月26日 10時
