終結と見せかけてまだ終わらない。 ページ12
『ゆんについて話す前に、なんで天兄がゆんのことを知ってるの?』
相手の心理を探る。大切だ。
天「...お前が俺を殴った前夜、自分で言ってた」
...マジかぁ。
読者の皆さんに説明しよう。ゆんとは、本名大島 悠莉(おおしま ゆうり)。
私と同じ病気(骨髄の白血病)を患っていて私より二足ほど先に逝ってしまったゆういつの女の子の友達だ。
天「質問に答えていない。ゆんとは誰なんだ?」
うぅ。こうなってしまえば仕方がない。
『アディオス!!』
そう!!逃げるのだ!!
そういう私は全力疾走。
息も絶え絶えに走って走って走った。
一キロほど走ったところ。
そこは山道。
ぐいと地面に引き込まれる感覚がした。
『ひっ!?ホワイ!?』
ずぶすぶと地面にのめり込む私。
なになになに?敵襲!?
あ、意識が...もう、
視界が真っ暗になった。
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...こ..こは?
“ここは境界。君はあっちの世界にいてはいけない人間だからね。連れ戻しに来たんだ”
あなたは、誰?
そう思った瞬間、金髪碧眼の美少年が現れる。
“僕に名前はないよ。でも、皆からは十三番って呼ばれてる”
十三番?
『私になんのよう?』
“さっきも言ったように君を連れ戻しに来たんだ。でもね、僕たちの手違いで記憶を持ったまま転生してしまったんだ。だからこのまま帰したりはしない”
十三番はやさしく微笑んでいった。
“君の願いを何か一つ、叶えてあげる。もちろんこのまま鬼滅の世界にいることも可能だ。でもね、その場合は前世の記憶を全部取り除___”
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胡桃 - ゆるさん» ありがとうごさいますっ!! ゆるさんのコメントでもう少し連載しようかなぁと思った今日この頃です(笑) (2020年5月28日 20時) (レス) id: c16ba4f52a (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年5月28日 10時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
ここま - 派手派手だぁ!! (2020年5月6日 8時) (レス) id: 233309ccbd (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - lameさん» 更新できていなくてすみません。 派手派手だぁ!! (2020年4月30日 8時) (レス) id: c16ba4f52a (このIDを非表示/違反報告)
lame - 派手派手だぁ。 (2020年4月27日 11時) (レス) id: 5b3df30761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡桃 | 作成日時:2020年3月26日 10時