19 ページ21
そこから9月1日までは颯爽と過ぎていった。
時の流れは早いなと感じたのは言うまでもない。
夕方、収録終わりに上鳴くんから連絡がきた。
それもぴったり6時に。
集合場所は銀座駅。
今、私はお台場付近にいるので急いで電車に乗りにいった。
そして乗り換えなどもあったが約30分ぐらいでついた。
西口改札から降りろという連絡があったので西口から降りた。
するとそこには
どこかのSPですか？と思わせるような服装を着た男たちが私のほうへ駆け寄ってきた。
「やっと来たか！待ちくたびれたぜ。」
「ごめん。お台場の方で仕事だったから。」
「そっか。それは仕方ねーな。」
「てか、なんなのその変装。どっかのSP？」
「え？かっこいいだろ？探偵っぽいし。」
「いやどこが？せめてサングラス外そ？」
ちなみに2人の今の格好はサングラスに黒いスーツそして赤いネクタイである。
おそらくお揃いで買ったのだろう。
「まじか、じゃあ外すわ。」
「えー付けてようぜ！切島！！」
「モテるかもしれねーんだぞ？」
「上鳴くん、今日の目的はモテるためじゃないでしょ？」
「！？そうだった。じゃあ早速行こうぜ！」
「ちょっと待て、A変装は？」
「ほんとだ！変装どうしたんだよ？」
「あ、持ってくるの忘れた。」
「まじかよー。じゃあ俺のサングラスでも付けとく？」
「いや、大丈夫。多分バレないから。」
一応、メイクは変えてるし騒ぎにはならないだろう。
「よし、じゃあ行くぞ！」
「おう！」
疑問に思った。
「勝己の居場所って把握してるの？」
「安心しろ。把握してるぜ！」
「まじで！？切島すげーな！！」
上鳴くんは切島くんと行動してたんじゃないの？
「じゃあ今どこにいるの？」
「いま、爆豪は銀座の三つ星レストランで会食中だ！」
「それって女の人と？」
「そうだ。それもこの前俺らが見た浮気相手と思われるやつだぜ。」
やっぱりその女とは親密な関係なんだ。
一体どんな人なんだろう？
「それってどんな人？」
「ちらっと見ただけなんだけどよ。メガネかけてたな。」
「あと、スーツだったぜ。」
会社員の人かな。
勝己が選んだ人なんだから相当美人なんだろうな。
でも、その女は私と最も関係のある人だということを私はまだ知らない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小杉 - 続き楽しみにしてます。 (2021年12月13日 18時) (
レス) id: 01c1702983 (このIDを非表示/違反報告)
895(プロフ) - はじめまして！とても続きが気になっていてずっと更新楽しみに待っています！ (2021年10月15日 6時) (レス) @page32 id: 3df3c77abb (このIDを非表示/違反報告)
茶畑 - レイさん» この作品を好きなってくれてありがとうございます。長らく更新できずすみませんでした。 (2020年12月27日 11時) (レス) id: cdba7d3fe6 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - この作品大好きです！更新楽しみに待ってます！！ (2020年12月5日 1時) (レス) id: d87e221303 (このIDを非表示/違反報告)
茶畑 - あーやんさん» コメントありがとうございます！おもしろいと言ってもらえて嬉しいです！！励みになります(≧∀≦) (2020年11月20日 20時) (レス) id: a10e21df5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶畑 | 作成日時：2020年5月22日 14時
