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「懐かしいなぁ」
確か、そのあと私たちは少し喋って勝己と同じ誕生日ってことが分かって
運命じゃねとかいじられたんだっけ。
プルルプルル
携帯を見ると勝己から電話が掛かってきた。
でも、今は無視しよう。
「連絡先もあの時交換したんだよね。本当運命かと思ってたな。」
そして、もう一度自分の部屋を見回すと、
気になる写真が、私の横の壁に掛かっていた。
「これって、初めて2人で水族館行った時だ。」
この写真は勝己が照れながら、私は笑顔で写っている。
この時より少し前から私は勝己の事が好きだったな。
確か、初めて2人で遊びに行ったのって
あのライブから半年経った頃だった。
あの後、私達はスケジュールがお互い空いていたら
遊んだり、ご飯を食べに行くほどの関係になっていた。
で、たまたま2人だけスケジュールが空いてて
2人で遊ぼうって話になって水族館に行くことになったのだ。
待ち合わせ場所に行ったら
マフラーをぐるぐる巻きにして顔が少し赤い勝己くんを見つけた。
「おーい！勝己くーん！！」
私は手を振りながら勝己の側へ駆け寄った。
「ごめん、待った？」
「全然、待ってねーよ。」
「そっかー。」
この時私は知っていた。
勝己が待ち合わせ時間よりも1時間も早めに来ていたこと。
なぜかって？
上鳴くんから、メールで「爆豪ずっと立って待ってるぞ！早く行ってやってくれw」
っていうメッセージが来たからだ。
このメールを見た瞬間
いつもの2倍早く準備した。
で、結局電車に遅れて待ち合わせ時間ぴったりに来てしまったけど。
「ねーこれ見て。」
私は携帯を見せた。
「！？アホ面まじつぶす。」
「wwwほんと待たせてごめん！」
「別にいいんだよ。俺が先に待ってただけだ。」
ほんとそういうとこ好きだよ。
「じゃあ、早く行こう！今日はペンギンのショーがあるんだよ！！」
「Aってペンギン好きだよな。」
「うん、めっちゃ好きだよ！今日もペンギングッズ買い占めてやるんだから。」
「そんなに好きなんかよ。」
「うん！てか、今日めっちゃ寒いよね。」
「マフラー貸してやろうか？」
「いや、そしたら私マフラー二重の変質者じゃん。」
あ、ちなみに私達はスキャンダル防止のために
マスク、眼鏡、帽子を身につけている。
「その格好はもう変質者だろ。www」
いや、私もそう思ったけどね。
これしか思いつかなかった。
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小杉 - 続き楽しみにしてます。 (2021年12月13日 18時) (
レス) id: 01c1702983 (このIDを非表示/違反報告)
895(プロフ) - はじめまして！とても続きが気になっていてずっと更新楽しみに待っています！ (2021年10月15日 6時) (レス) @page32 id: 3df3c77abb (このIDを非表示/違反報告)
茶畑 - レイさん» この作品を好きなってくれてありがとうございます。長らく更新できずすみませんでした。 (2020年12月27日 11時) (レス) id: cdba7d3fe6 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - この作品大好きです！更新楽しみに待ってます！！ (2020年12月5日 1時) (レス) id: d87e221303 (このIDを非表示/違反報告)
茶畑 - あーやんさん» コメントありがとうございます！おもしろいと言ってもらえて嬉しいです！！励みになります(≧∀≦) (2020年11月20日 20時) (レス) id: a10e21df5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶畑 | 作成日時：2020年5月22日 14時
