第31話 ページ37
ー魔界ー
ユイside
今私たちはリムジンでお二人の実家へ向かっている。魔界には初めて来たから緊張する
周りは森林が広がっていて少し不気味だ…
しばらくすると車が止まった
弟「みんな着いたよー！ユイちゃんここが俺たちのお城だよ！」
ユ「うわー！大きくて綺麗なお城！そして庭にはたくさんのカトレアが咲いてる！
2人が言ってた通りだね！」
弟「でしょ！」
カ「ここに来るのは子供の時以来ですね、懐かしいです。」
ラ「ほんとにね〜、アヤトくんなんか初めてここに来たとき思いっきり走って
ずっこけてたのを思い出すよ〜んふ」
ア「ライト！！それを言うんじゃねぇ！！」
弟「あはは！そんなこともあったね！しかも俺と手繋いで走ったから巻き添え食った覚えあるし！」
ア「うぅ、それは悪かったよ！」
シ「ん？あそこにいるのって」
シュウさんの言う通り見てみるとお城の玄関あたりに1人の女性が立っている
？？「あら？」
その女性は私たちのもとまで歩いてきた
近くで見るとすごく綺麗な女性
きれいな金髪にアメジストの瞳、お人形さんみたい…
でもどことなく誰かに似ているような？
そばまで来るとレンくんとリトくんを抱きしめた
？？「おかえりなさい2人とも！待ってたわ！」
双子「母様！/お母様！」
ユ「え！じゃあもしかしてこの方が…？」
弟「そうだよお母様！」
？？「あら、あなたがユイさんね！ 2人から聞いてるわ！
あっそうだ自己紹介しないと！私はリーシェ、月魄家の当主夫人であり、 2人の母親よ！」
ユ「は、初めまして！小森ユイと申します！よろしくお願いします！」
リ「まぁなんて可愛らしい方なの！抱きしめてもいい？ううん、抱きしめちゃう！」ぎゅ〜
ユ「ひ、ひゃあぁぁ」
リーシェさんに抱きしめられてる〜！緊張で体がカチコチ
兄「ちょっと母様！ユイさんが困ってるよ！」
リ「あらら、ごめんなさいね！つい」てへ
焦った〜！女の人に抱きしめられた事なかったから緊張しちゃって
何かリトくんと性格が似てるかも…
レ「お久しぶりです、リーシェ様。ご機嫌いかがですか？」
リ「あらあらみんな！こんなに大きく成長しちゃって！時とは早いものね！
私とエレズは公務に引っ張りだこでお疲れ気味だったんだけどみんなに会えたら元気になったわ！」
そういえばスバル、クリスタの調子はどう？」
ス「いつも通り精神が病んでるぜ、でもリーシェおばさんが会いに行ったら喜ぶかもな」
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作者名：りりあん | 作成日時：2021年7月22日 19時
