3話 ページ4
ーダイニングー
ア「あーあ、なんで晩餐なんかあるんだよ。俺たちは飯なんか食わなくても血で生きていけるだろうか！」
カ「それに関しては同意見です。どうして君達と食事なんてとらなきゃいけないんですか？」
ラ「まぁまぁ2人とも〜ボクはビッチちゃんと食事できるの楽しいけどな〜
ビッチちゃんもそう思うでしょ？」
ユ「えーと」
ス「気持ち悪いこと言ってんじゃねーよ！」
レ「あなた達、食事の時ぐらい静かにしなさい！全く…それにしても穀潰しが起きているなんて珍しいこともあるもんですね」
ユ「(確かに今日のシュウさんは起きてる…いつもは寝てるのに)」
シ「別にそんな事どうでもいいだろ。今日は大事なことを伝えなきゃいけないからな」
ア「大事なことだ？ダル男からなんて珍しいじゃねーか？」
シ「いいかよく聞け。 あの2人が帰ってくる」
逆巻兄弟(シュウ以外)「！？」
ラ「シュウ、それ本当？」
シ「俺が嘘なんかつくわけないだろ」
ス「マジかよ！？」
レ「これは驚きましたね。」
カ「ついに会えるんですね」
ア「何年ぶりだよ！全く俺様に会いに来るのが遅いんだよ！」
ユ「あ、あの！あの2人って誰ですか？」
レ「あぁそうでしたね。あなたには説明してませんでした。あの2人とは私たちの幼なじみのことですよ。」
ユ「え！？皆さん、幼なじみがいたんですか！」
シ「ったく、うるさい…ガキの頃よく遊んだ奴らだ。だから結構久しぶりだろうな」
ア「あいつら旅に出てから一切俺たちに会いに来なかったからよ！」
カ「僕はこの日をどれだけ待ったことか…」
ラ「本当久しぶりだよね〜僕、明日が待ち遠しいよ〜」
ス「俺は別に！(ずっと会いたかったなんて言えねーよ！)」
ユ「(みんながこんなにうれしそうにするなんてどんな人達なんだろう？)」
シ「あと、明日からここで住むし俺たちと同じ学校に行くんだと」
逆巻兄弟(シュウ以外)「はあっ！？」
レ「何と言う事でしょう！それでは2人分の部屋を用意しとかなくては！学校側には多分あちらが連絡入れてるはずですから大丈夫だと思いますが…」
ア「まじかよ！？やったぜ！これでリトを俺様のものにできる！」
カ「何言ってるんですか！？あの子は僕のものです！」
ス「はぁっ！？あいつは俺のものだ！」
ラ「んふ、レンくんをやっと僕のものにできるよ〜」
シ「あいつは渡さないからな。」
レ「それはこちらも同じ意見ですよ。」
ユ「(なんか不穏な空気だな…)」
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作者名：りりあん | 作成日時：2021年7月22日 19時
