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You side.
たんまり猫ちゃんたちを堪能して、猫カフェを後にする。
「このあと、どうしよっか？」
「もうすぐ夕飯時ですね。どこか食べに行きます？」
「いいの？」
「行きましょ！食べたいもの食べて休み満喫しましょ！」
魚介が好きだという阿部さんのリクエストに答えて、浜焼きのお店にやってきた。
「わぁ〜、これ絶対美味しいやつだ！」
キラキラした笑顔で網を見つめている。
食べるたびに「んまぁ！これ最高！」と良いリアクションが見れて、ここにして良かったなと思わせてくれる。
「Aさんはさ、その人とは友達でいたいの？」
突然彼が楽しい雰囲気を破るように、ジッと私を見て真っ直ぐな瞳で話し掛けた。
「分からないんですよね....」
「どうして？好きになる可能性があるってこと？」
「いや、その....こんなこと阿部さんに相談して良いのかわかんないですけど、その、急に抱き締められちゃって、パニックになっちゃったというか、」
「ふーん....」
急に真剣な表情になるから、ドキッとしてしまった。
いつもよりも低めのトーン。
��可愛い��と思っていた阿部さんの影は無くなっていた。
「抱き締められて嫌だった？嫌じゃなかった？」
「よく、わかんなかったです、」
「そっか。まぁ、わかんないよね」
そう言った後はいつものニコニコの阿部さんに戻っていた。
さっきの、なんだったんだろう....
お腹も満たされて外に出て帰り道を二人で並んで歩いていく。「今日は送らせてね」と言われ静かに隣を歩くことにした。
「ちょっと公園寄って行かない？」
「え、公園ですか？」
「食べすぎちゃったみたい。座りたくなっちゃった」
「ごめんね」と言う阿部さんを心配しながら公園のベンチまで連れて行く。
「ごめんごめん」
「大丈夫ですか？お腹痛いとかですか？」
「ううん、そんなんじゃないから大丈夫」
「そうですか、じゃあちょっと休憩しましょうか」
「ありがと」
夜も遅くなり、近くの外灯だけが私たちを照らしていて。ぼーっと夜空を眺めていると急に視界が塞がり、ふわっとした感覚に襲われた。
「これは、どう？嫌？それとも嫌じゃない？」
「え....？」
気付いたら、阿部さんに抱き締められていた。
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cleam(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます！嬉しすぎて震えています....！片っ端から読んでいただけて嬉しい限りです(TT)烏滸がましすぎますが、お褒めいただけてモチベーションが上がりました！ありがとうございます！是非、違う作品も読んでいただけると嬉しいです！ (2020年12月21日 22時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 本当に凄すぎて伝えたくてコメント書かせていただきました！本出せるくらいすごいです、！これからも楽しみにしてます！素敵な作品ありがとうございます（ ; ; ） (2020年12月21日 1時) (レス) id: 1776d5f8d4 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - はじめまして！！cleamさんの別作品読ませていただいてからすごくセンスがあって面白くて片っ端から読ませて頂いてます！(気持ち悪かったらすみません！)本当にセンスがあるというか色んな視点から考えさせられる作品ばかりで楽しませて頂いてます！！ (2020年12月21日 1時) (レス) id: 1776d5f8d4 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 阿部翔華さん» コメントありがとうございます！あざとさ伝わったみたいで凄く嬉しいです〜（ ; ; ） (2020年6月17日 15時) (レス) id: 71f219ef5c (このIDを非表示/違反報告)
阿部翔華 - 亮平、、、なにしてもドキドキする、、、好き！ (2020年6月17日 6時) (レス) id: 474e899cd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2020年5月5日 12時
