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四十一 ページ42

エンマ「あんな低次元の結界破るのは簡単だ。」




ぬらり「クゥ...!」





エンマ「寧ろ閉じ込められてるフリの方が大変だったぜ。」






ぬらり「ふざけるなー!!!」







エンマ「聞けぇい!ぬらり!!」







エンマ「人間と妖怪が交わるのは間違っている、そうお前が進言してきたときもしかするとそうかもなって思った。」



エンマ「だから見てきたぜ、人間を。」







ぬらり「見てきた?」






エンマ「自分の目で確かめたかったからな



時間を操って試すようなこともさせてもらった、ここにいるやつらを使ってな。」






エンマ「俺が見る限り人間も満更悪くなかったぜ?」







ぬらり「そんなはずはない!人間と妖怪の交わりは妖魔界のためにならぬ!」





『ぬらり...』








エンマ「人は死んで妖怪となり妖怪は生をうけて人間になる、人間も妖怪も元は同じ姿形が変わっただけだ心を通わせ友達になれば支え合うことができるアイツらがそれを教えてくれた。」







ぬらり「私は...大王様と約束したのだーー!!!」








ぬらりは妖気を大王様に向けて打ったがびくともしない







そしてゆっくりとぬらりに歩み寄る







エンマ「そうだよな...お前はたった一人でじいちゃんの言い付けを守ってきた、確かにじいちゃんの言うことにも一理ある交わりにはよくないことだってあるさ。」







ぬらり「うるさい!」






エンマ「だけど見てみろよ、この世界を。」






ぬらり「黙れ...!黙れ!!」







エンマ「お前だって本当は気づいてたんだろ?人間と妖怪が手を取り合ってからこの世界は少しずつ良くなっていることを。」







ぬらり「私は...私は....!」






エンマ「....時代が変わったんだ、人間の世界も妖怪の世界も。」








大王様はぬらりの頬に触れた瞬間ぬらりは元の姿に戻った。








ぬらり「......!」





エンマ「ぬらり、俺と一緒に前に行かねぇか?」





ぬらり「......!?」







エンマ「俺と一緒に新しい妖怪ワールドを作っていこうぜ!妖怪も人間もいい感じにいける世界をさ!」







ぬらり「御意......大王様!」





『............』





エンマ「全ての妖怪共!よく聞け!ここに我エンマ大王が宣言する!これからも人間と妖怪は心を通わせ支え合い共に仲良くやっていくぞーー!!!」






妖怪「「「「おーーー!!!」」」」

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タグッチ - コメントありがとうございます!!!( ≧∀≦)ノぜひともこれからも見てくれたら嬉しいです!!!(o’∀`)♪ (2019年9月3日 21時) (レス) id: 60662f9996 (このIDを非表示/違反報告)
コユキ - とっても面白かったです!更新頑張ってください! (2019年9月3日 16時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
タグッチ - コメント&応援ありがとうございます!!!(o’∀`)♪妖怪ウォッチシャドウサイドでは武の過去もそえて書いていこうと思っております! (2019年9月1日 21時) (レス) id: 60662f9996 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 武はどうなるのでしょうね!これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年9月1日 20時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タグッチ | 作成日時:2019年8月13日 13時

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