7:氷竜襲来 ページ8
アベ「がっ……」
胸当てがあったから致命傷は免れたが、胸当てにかなり酷い
亀裂が走っている。
アテネが慌ててこちらに駆け寄ってくる。
アテ「アベル！大丈夫！？」
アベ「あぁ、致命傷にはなってない。けど、一体どいつが…」
アテ「それなんだけど……あれ見て」
上空を見た先、俺はとんでもない光景を見た。
火山地帯に生息してないはずの氷竜(アイスドラゴン)と、つい
さっきまで戦っていた火竜(ファイアドラゴン)が、激しい
攻防を繰り広げていた。
アベ「あぁ……？嘘だろ…………」
アテ「正直、今は静観するしかないわね……とりあえず、
これ飲んで」
アテネはそう言い、治癒力を高めるポーションを渡して
くれた。
アベ「ん、ありがとね」
瓶の栓を抜き、中身をゴクッと飲み干す。こっちは耐熱と
違い、いちご牛乳のようななめらかな味がする。
刹那、
グォオォォォン……
断末魔が1つ。
アベ「！？」
空中戦を制したのは氷竜。火竜が力尽き、墜落する。
ギロリ、と氷竜がこちらを睨みつける。
そのまま急降下。
アベ「くるよ！アテネ！」
アテ「うん！」
予想外の刺客とのバトルが、始まった
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ミカ(プロフ) - 努力で割となんとかなってる() (12月9日 19時) (
レス) id: 2a2f88f14d (このIDを非表示/違反報告)
にゃ - ま、まさかあのアテネの料理が上達するなんて…奇跡か？奇跡でも起きたのか？ (12月9日 18時) (レス) @page2 id: abca09e498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカ | 作者ホームページ：http://初心者アベアテ
作成日時：2023年11月29日 23時
