6:ドラゴンの猛威 ページ7
グォオォォォン!!
上空に佇むドラゴンの放つ殺気に、
俺は思わず気圧される。
アテ「アベル、ビビってる?」
アベ「……少しだけね」
アテ「…ビビっても仕方ないわ、行きましょ」
アベ「あぁ、来るぞ!」
ドラゴンが俺たちに目掛けて急降下する。
鋭い爪が俺たちに飛びかかるが、
アベ「はっ!」
ガギィン!
ギリギリではじき返す。
アベ「いきなりかよ、……あっぶねぇ、なぁっ!!」
弾きざまに、そのままカウンターで一撃入れる。
アテネも、
アテ「ハァァッ!!」
両手に逆手持ちした短剣で切り込む
ザシュウッ
かなり硬いドラゴンの鱗が、アテネの短剣だと豆腐のように
斬れていく。
相手の攻撃さえいなせば、そこまで苦戦はしない……?
アベ「このままなら、いけるか……」
アテ「油断禁物!ドラゴンの相手なんて、何が起こるか
分からないわ!」
アベ「あぁ、そうだな」
少し距離を取ったドラゴンが、火炎の息を吐く。
ゴオオオオッ!
が、激マズの耐熱ポーションがあればへっちゃらだ。
この調子なら……!
刹那、
ザシュウッ!!
何かが、俺の背中を斬り裂いた
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミカ(プロフ) - 努力で割となんとかなってる() (12月9日 19時) (レス) id: 2a2f88f14d (このIDを非表示/違反報告)
にゃ - ま、まさかあのアテネの料理が上達するなんて…奇跡か?奇跡でも起きたのか? (12月9日 18時) (レス) @page2 id: abca09e498 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミカ | 作者ホームページ:http://初心者アベアテ
作成日時:2023年11月29日 23時