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2:コボルトの襲撃 ページ3

アベ「はーい、どちら様で…」

言い終える前にノックした青年が詰め寄る。

「助けてくれ!村が…襲われてる!」

アベ「な…なんだって!?」

とは言いつつも、近くに村なんてあっただろうか…?

アベ「その村ってどこに…?」

青年は丘の向こうを指指す。

「あっちに ホムラの里 っていう村があるんだが…突如

コボルトが襲撃してきたんだ…頼む、何とかして

くれないか!?」

アベ「あ、あぁ…わかった!…アテネ!」

アテ「話は聞いたわ。私も行く。早く支度しましょ」

アベ「あぁ!」

俺たちは基本全身鎧を着ない。2人とも重装甲は好まず、

動きやすい服装を好む。鉄製の胸当てをインナーの中に

仕込む。

そして俺は鋼の長剣、アテネはダガー2本を腰に差し、

家を出て、青年に続いた。




「ここだ!」

辿り着いた矢先、コボルトが襲ってくる。

アベ「チッ…はぁぁっ!」

ガギィン!

鉈を弾き!

アベ「おらぁっ!」

コボルトの腹をぶった斬る。

アベ「俺がコボルトをやる。アテネは救助を頼む!」

アテ「わかった!」

そのまま俺は里の奥に向かう。

奥の方に、親玉っぽいコボルトがいた。

「あぁ?おまえ、ここの住民じゃねえな…なにしてやがる」

アベ「里が襲われてるって聞いたからな。…頭首はお前だな?

大人しく投降しろ」

コボルトの頭首は不敵に嗤う。

「人間風情が、烏滸がましい。ここで死ねぇっ!」

ブォォン!

風切り音と共に大鉈が振り下ろされる。

アベ「あっぶね…はぁっ!!」

間一髪で交わすと同時に、反撃を入れる、

が…

ガギィン…

鎧が想像より堅い。これじゃあ…っ

「オラァッ!!」

バギィッ!

まともに入りかけた一撃をなんとか防ぐが、剣が根元から

折れる。

アベ「くっ…」

「終わりだな…人間ッ!」

振り下ろさるまさにその瞬間。

??「そこの坊主!コイツを使え!!」

3: 魔法剣→←1:異世界の万事屋コンビ



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ミカ(プロフ) - 努力で割となんとかなってる() (12月9日 19時) (レス) id: 2a2f88f14d (このIDを非表示/違反報告)
にゃ - ま、まさかあのアテネの料理が上達するなんて…奇跡か?奇跡でも起きたのか? (12月9日 18時) (レス) @page2 id: abca09e498 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミカ | 作者ホームページ:http://初心者アベアテ  
作成日時:2023年11月29日 23時

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