TWICE NiziU 小説５

チェヨン×ツウィ《ケンカ》 ページ32

(世奈さんリクエストですっ★)



ツウィside


もぅ……私、昨日チェヨンオンニとケンカしちゃった。


何があったかというとね…


私がテキトーに返事しちゃたから。


昨日は仕事終わりですごく疲れてて、話す元気もなかったの。



それで、わざわざ部屋で楽しく話しかけてきたチェヨンオンニに『何？』って、変な感じに
返しちゃって…。


1人になりたくて部屋から出て行ったんだ…。


絶対怒ってるよね…

私が悪いんだもんね。


はぁ…どうやって仲直りすればいいんだろう…


仲直りしたくて、リビングにいるチェヨンオンニの様子を見に行くことにした。


静かに、足音を気にしつつ、ドアを少し開けて覗いてみる。


チェヨンオンニはソファーに座っていて、サナオンニと楽しそうに話している。


あんなことがなければ、今頃もっと楽しんでたんだろうな…



もう1度仲直りの方法を考えるために、部屋に戻った。




チェヨンside


昨日、ツウィを怒らせちゃった。


機嫌が悪かったんだよね、きっと。


もっとツウィのこと見てればよかった。


私も「何でそんな答え方するの？」って、
半ギレで返しちゃったんだよね…。


ツウィが起こることなんてなかなかないのに、
どうしてあんな風に言っちゃったんだろう。


1人で悩んでいたら、サナオンニが隣に来て、話を聞いてくれた。



サナ「ツウィ怒らせたの〜⁉︎笑」


チェヨン「ちょっと、声が大きいです…！っていうか、笑い事じゃないですよ！」



サナ「そうだよね、ごめんごめん！」


チェヨン「ずっとケンカしたままだったらどうしよう…」



今までメンバーとケンカしたことなかったから、何て言えばいいのか全然わからない。


「ごめんなさい」って言っても許してくれるのかな…？



チェヨン「あぁ〜…どうしよう…！」


サナ「でも、ツウィ優しいから、とりあえず謝ってこよ？」


チェヨン「え〜…でも、許してくれなかったら…」


サナ「大丈夫だよ、1回でも言わなきゃ気持ちが伝わらないよ。」



気持ちが伝わらない…


そうだよね、まずは謝ることが大事だよね。


その先の事はまた後で考えよう。


チェヨン「ありがとうございます！ツウィのところに行ってきますね！」

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