【暗殺教室】『童話ぶち壊し隊ここに結成！！』カ｢傍迷惑な隊だね｣Part2 (ページ3)

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不思議の国のアリス3 ページ3

不｢枯葉の上に落ちたアリスは一切怪我をしていませんでした｣

『私実は魔法使えたのかな。……ちちんぷいぷい、そこのうさぎさん止ーまれ！……また追いかけろってことですね。私追いかけっこ嫌いなんだけどなぁ……』

中｢やばいやばい！こんなに遅くなっちゃった！｣

不｢角を曲がったうさぎを追いかけてアリスも角を曲がりましたがうさぎの姿はどこにもありません。アリスはいつの間にか天井の低い広間にいました｣

『このドアのどこに入ったんだろ』

不｢アリスはドアに手を伸ばしましたがどこも鍵がかかっていて入れません｣

『ドアを蹴破る……のはか弱い私には無理。無理……無理だよね？……スカートだからやめておこう。どっかに鍵ないかな』

不｢アリスが周りを見渡すと不意に3本足の小さなガラスで出来たテーブルが現れました。その上には小さな小さな金色の鍵が乗っています｣

『綺麗！！だけど欲をいうならこの鍵がどの扉のか書いてて欲しかった』

不｢アリスは文句を言いながらも1つ1つ確認していきました。ですがどこも開きません｣

『え、これただの展示品とかじゃないよね？そうだったら折るよ？ねぇ？いいの？……あれ、さっきまであんなカーテンあったっけ』

不｢ふと辺りを見回すと低いカーテンが見つかり、それを開けると小さな扉が現れ、見事鍵がピッタリ合い扉が開きました｣

『うえーい』

不｢扉の向こうは素敵な庭が広がっています。が、小さすぎて頭すら入りません｣

『あー、もう。何もかも上手くいかないなぁ……』

不｢ところがふと机を見ると “drink me” と書いてあるビンを見つけました｣

『胡散臭。毒だったらどうしようかなー』

不｢そんなことを言いながらもビンの中身は意外に美味しかったので一気に飲み干しました。するとアリスの体はみるみる小さくなり25cm程になったのです｣

『やばい、楽しくなってきたねぇ』

不｢アリスはニヤニヤしながら小さなドアへ向かいました｣