この人ただの元カレです【降谷零】 (ページ6)

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5 . 混乱と概要 . ページ6

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side 霧島 A

突然の状況に頭が混乱している。この町に住んでいたのにも関わらずこの人と別れてから以降見かけることは無かったのに。

彼の顔を見ると少し彼自身もびっくりしているような表情をしていた。私も彼と気持ちは同じだ。

美和子「ゼロってなんの事？どうかした？」

『あ、丁度ここのお店に着いた時秒針がゼロを指してたから運がいいな～って… 』

と適当に誤魔化すしか無かった。この人が元カレとも言えないし。

美和子「なるほどね」

『君達知恵を貸してくれる代わりに奢るから頼むよ』

元太「奢ってくれるのか？！！やったぜ！！」

歩美「歩美も佐藤刑事と霧島刑事のお手伝い頑張る！！」

光彦「ですね！」

美和子「皆ありがとうね」

と座席を繋げて7人で座れるようにして私はコナンくんの隣のソファー側に座った。

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飲み物が来て少し思った。てか何で降谷がここの店の店員なの？この人警察庁警備局警備企画課(ゼロ)に配属されてる警察官だよね…それとも辞めたの？それとも…似た人。でも反応したということは本人に間違いは無い。

コナン「霧島刑事…？大丈夫？」

『あ、ごめんごめん…考え事してて』

哀「そしたら聞きましょう？その連続殺人事件の概要」

と本題である連続殺人事件の話をすることにした。

美和子「私たちが追ってる連続殺人事件。1人目の被害者は34歳男性の浅崎弘明(あさざきひろあき)さん。職業はサラリーマン。彼は公園の茂みの中から発見されたの」

『そして2人目の被害者は31歳女性の長谷川綾子(はせがわあやこ)さん。職業は看護師で河川敷で発見された』

美和子「そして3人目今日はこの聞きこみをしていたの。被害者は32歳男性の瀧山敦(たきやまあつし)さん。職業はタクシーの運転手で路地で発見された。」

『そして被害者全員財布を貫いて胸にナイフが刺さっていた。
しかも厄介な事に発見された場所は防犯カメラも無く3件目に関しては夜間の犯行。目撃者も居なかったの。』

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