この人ただの元カレです【降谷零】 (ページ14)

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13 . 感情の変化 . ページ14

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side 霧島 A

『んｯ…、あれ…何でベットで寝てるんだっけ… 』

目が覚めると私はベットで寝ていた。確か…久しぶりに降谷と同棲していた家に来て、夜ご飯を食べていたはず…

『なんかいきなり眠気が来て寝ちゃったんだｯ』

彼がここまで運んでくれたのだろう。直ぐにベットから起きてリビングに行った。そうすると彼の姿は無く、夜ご飯を食べていたダイニングには紙とご飯が用意されていた。

【朝ご飯を用意したから良ければ食べてくれ。
机に置いている鍵は合鍵だから持っておいてくれ。鍵は
別で持っている。
また会った時はよろしく頼む】

と書かれていた。

『 …せっかくだし～、降谷が作ってくれた朝ご飯食べようかな… 』

と椅子に座って朝ご飯の上に掛かったラップを外すと覚めてても美味しいサンドウィッチとキャベツときゅうりのツナサラダとうさぎりんごがワンプレートに乗っていた。

『美味しそう…いただきます』

と口にサンドウィッチを含むと隠し味が効いていてとても美味しい。ポアロの人気メニューはサンドウィッチって歩美ちゃんが言ってたから…なんか人気な理由がわかる

彼の努力した結果の現れなのかな

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朝ご飯を食べ、お皿を洗い机の上に置いてあった鍵でこの家の鍵を掛けた。まあ服は家に帰ったら着替えよう…しょうがない

【朝ご飯食べたらとても美味しかった。
忙しいだろうに…作らせちゃってごめんね。

あと…、連続殺人事件の事。あの降谷の言葉で事件
解決に近付けた。本当にありがとう。

仕事頑張ってね。応援してるよ】

と歩きながら頑張って文章を考えて降谷に送った。別れてから以降こんな会話をしていない為なんかすごい懐かしく感じた。

『 …ふｯ』

会いたくなかったとか思ってたのに…別れなければ良かったとか生きてて良かったとかなんでそんな事を思っちゃうのだろう。

人間って分からないな～…

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