11 . 腕前 . ページ12
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side 霧島 A
久しぶりに来た家。とても懐かしく、昔の自分と降谷の姿が浮かび上がってくるような気がした。
『 寝ないの…?せっかく私が作ろうとしたのに 』
零 「 Aだって疲れてるだろ、料理出来ない訳じゃ無いしな 」
『 無理しない程度にしてね、どうせ仕事忙しいんだろうし 』
零 「 まあ公安の仕事が少しな 」
『 公安ブラック過ぎ…、そういえば"風見"さん元気にしてる? 』
降谷の部下の風見さんが元気にしているのか聞いた。彼とは事件先で公安警察官として会った事もあるし、付き合っていた時この家で一緒にご飯も食べたくらいの仲なもので。連絡は取ってないけど…
零 「 ああ、元気にしてるよ。でも刑事として会う事ないのか? 」
『 同じ警視庁だけど刑事部と公安部だとやっぱり会わなくて 』
零 「 確かにそうか、でも風見は結構捜査一課に首突っ込んでもらってるんだがな 」
『 降谷が顔出せないからでしょ?なんか風見っていう公安部よ人が来たんだよねとか同じ捜査一課の人から聞いたけど直接は3年前が最後で 』
零 「 連絡したら会ってくれる気がするけどな風見だったら 」
『 じゃあ今度連絡してみよ〜 』
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料理が作り終わった。結構降谷に手伝って貰ってしまった。まあそのお陰もあって早く作り終えることが出来た。完成したものはオムライスだ。
『 いただきます 』
零 「 いただきます 」
と言いスプーンで1口分取り、口に入れるとふわふわの卵が口で溶けてケチャップライスととてもマッチしてとても美味しい。
これがポアロで磨かれた降谷の実力…。3年前に比べて腕前が凄い上がってる。
『 降谷!めっちゃ美味しいッ!! 』
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白色(プロフ) - いちのせさん» ありがとうございます!! (4月3日 15時) (レス) id: cc5a3ef23a (このIDを非表示/違反報告)
いちのせ(プロフ) - コメント失礼します!めちゃくちゃ面白くて続き待機してます!^ ^ (4月3日 15時) (レス) @page12 id: 238460b4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白色 | 作成日時:2024年3月22日 16時