花嫁くん【派生作品】

かんけ ページ11

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○氷龍 久遠
『クオン⇔ヘデラ』
最初は"魔力のない新入生"という興味対象でしかなかった。一夜経てば忘れてしまう様な味気ない初対面だったが、ある日久遠がルーク・ハントにハントされかけているときに疲労で潤んだ瞳が見え、無自覚の恋心を抱く。その後『何となく気になるから』という安直な理由からスニーキング技術を駆使して彼をストーキングし、恐怖で怯えた久遠の涙を見た瞬間恋心を自覚した。
恋愛感情を自覚したヘデラは進んで彼等を気にかけ時には助けるようになり、久遠に対しては常に優しくてお淑やか。しかし彼を傷つける者は例え世界が相手でも燃やす程の愛情を24時間年中無休で注いでいる。
最近は久遠の暗い過去を払拭しようと賢者の島のテーマパーク巡りがもっぱらの趣味。服装や場所選びには先輩や同級生と一緒に考える程必死になって勉強し、時間もかなり費やしているようだ。


余談だけど『春雷』が合いすぎる二人だと思う




○モルテ・ビリキナータ
『モルテ⇔ヘデラ(先輩)』

趣味の時間を邪魔されれば苛立つ物、当然突如の悪戯に腹を立てたヘデラとちょっかいを掛けたモルテによる追いかけっこが始まったのが初対面。
その後も絶えず悪戯を仕掛けられる度にバトルを繰り広げており、最近ではその様子を見て賭けをする輩まで現れ始めた。
因みに悪戯ばかりするモルテの事を(退屈で暇つぶしに人にちょっかいをかけているのでは？)と推測し、悪戯の代用である趣味として花嫁修業にハマらせようとした事もあるがことごとく失敗している。

あまりの悪戯に辟易したヘデラが彼女を無視し続けた際にはモルテの珍しい(？)罪悪感を利用して簡単な指示を出したり等乗り気だが、気まぐれに言う事を聞かなくなったりする彼女にはよく振り回されている。なお最終的に折れる時は(一途故に顔が良いだけでは流されない彼も愛玩動物的な可愛さには弱いので)彼女の顔面に流されている所もあるかもしれない。
普段ヘデラは振り回す側なのでそういう人付き合いはとても新鮮で、逆にモルテも好きな人の前とそれ以外では全く印象の違うヘデラに驚く所も多いらしい。
互いに影響を受け続ける関係。



　

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