――の双子の妹はカルマの釣り友達でした。 (ページ2)

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風邪の時間ページ2

舞美

うーん。昨日はカルマと組んでめっちゃ儲かった。

今朝から金数えてにやけてます。

姉「あの…舞美…。熱があって…動けないから学校に電話して…。」

それだけ言って、ねーちゃんは寝た。

待て…私電話番号知らねーよ。
てか学校に直接言いに行ったほうがよくね？
でも制服来てないと門通らせてくれないし。

舞「ねーちゃん。借りるよ制服。」

私はメイクを落としてねーちゃんになりきるため髪型もそろえた。
何でそこまでって？

私の学校つまんないし、ねーちゃんのためにノートとらないとだし、何気に皆勤賞のねーちゃんを応援したいからね。

大丈夫。名前は聞いた。写真まで見せて。

担任どんなだろ…。

――――E組の山

これ登るの!？

舞「マジだりぃ。」

そーいやなんか停学中の人が昨日復帰したんだよねー。そいつの名前聞かなかった…。

大丈夫か。

渚「おはよう。奥田さん。」

舞「おはようございます！」

そう私の名前は奥田だ。

業「おはよー。奥田さん。」

ねむそーだな！おい!!
って…カルマ!!

何故いる…。そんな賢かったのコイツ…。
確かに制服ねーちゃんと似てると思ってたけど!!

業「大丈夫？奥田さん。」

舞「はい…。」

なんか黄色いタコ見えてきた…。
マスコットキャラクターか…？

渚「おはようございます。殺せんせー。」

殺せんせー？
せんせー？先生？

舞「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!これが先生!？ねーちゃん大丈夫なのか!!こんな黄色いキモイタコで!!」

渚「え…。奥田さん？」

殺「ニュ…。奥田さんじゃないですね。あなた。」

業「でもそっくりだねー。妹さん？」

舞「チッ。早速バレたし。ねーちゃん風邪だから代わりに私が授業うける。」

業「てかその声…舞美？」

舞「そーそー。メイクしてくる。」

業「ねー。これが本物の奥田さんとして今日接してみない？皆びっくりするだろーな。」

殺「面白そーですねぇ。」

舞「やろーぜ!!メイクしてくる。」

こうしてドッキリが始まった。