ほろ苦いコーヒーと君と 🥀 すえさく ページ8
すえさく cp話 🥀話ですので苦手な方は回れ右でお願いします
恋って苦い。
喉元をすぎる度に感じる苦味はまるでミルクが入ってないコーヒーみたいで。
少し、嫌になる。
「すき、やなぁ…」
その顔が、声が、繋いでくれる俺より少し大きな手が。
「何が？」
「っ、誠也くん。」
俺の想い人。
「なんやそんなびっくりすんなよ。悪いことした気分やんけ。」
「ちょっとぼーっとしとったから。」
「考え事か？」
「うーん…まぁそんな感じ。」
貴方のことを考えてましたなんて言われへん。
「…よっしゃ、相談してみぃや。最年長が解決したるわ。」
喉元が震える。
ここで言ってしまったらきっと俺の想いはバレてしまうから。
「えー？いいよ、そんな大したことちゃうし。」
また誠也くんを困らせてまう。
「なんも無いやつはそんな顔せぇへん。」
「それは…」
こういう時だけ鋭いの、ほんまずるい。
いつも俺のことに興味なんてなさそうやん。
「別にそんな話したくないならいいけど。心配やん。お前なんでもかんでも溜め込みがちやし。」
「もし…もしやで？」
「うん。」
誠也くんに縋ってしまえばしまうほど俺はダメになるけど口は勝手に動いていた。
「誠也くんのことを好きな人がおって、もしその人のことを誠也くんが好きじゃなかったとしても、」
「うん。」
「…好きって言われたら嬉しい？」
「それは、うん…そうやな。俺を好いてくれてるっていう事実は嬉しいからありがとうって言うかも。」
「せーやくんは、っ…」
これ以上言ったらあかん、あかんよ、自分。
「好きな人、おる？」
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ぽむ(プロフ) - こちらこそ余計なお世話を申し訳ございません🙇琉生くんが猫に嫉妬したりする話可愛かったです！これからも更新楽しみに待ってます！ (5月10日 21時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
i(プロフ) - ぽむさん» コメントありがとうございます🙇🏻紛らわしくしてしまって申し訳ないです。設定変更しておきます😭 (5月10日 17時) (レス) id: c771cdb231 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - 初コメントです。琉生くん可愛くて楽しみに読んでいます。ときどき、iさんの小説が更新されていないときに更新通知が来るのですが、もしかして新しい小説の更新がないときは「更新を通知しない」みたいな設定もできるみたいです〜 (5月10日 14時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i | 作成日時：2023年3月15日 17時
