嫌よ嫌よも好きのうち こじさく🥀 ページ30
こじさく cp話 🥀話ですので苦手な方は回れ右でお願いします
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「るーちゃん、ほんまに俺のこと嫌いなんかも…」
「はぁ？？」
久しぶりにサシで飯に誘われたかと思えばわけのわからんことを言って目の前でうなだれてる小島にこっちが困惑する。
「らしくないやんけ。」
「やってさ〜〜、…」
確かにさくはこじけんにはツンツンツンツンデレ、くらいやからそう思う気持ちも分からんくないけど。
あ、ちなみにまだ付き合ってへんから。
「そんでいつ告白すんの？」
「こく、はく？」
「お前さぁ…男やろ！？当たって砕けてなんぼや！」
「砕ける前提なんやめれる？」
「お前がヘナヘナしてるからやん。」
いつもは何やるにしても堂々としすぎてるくらいやのになんでさくのことになるとこうなるかなぁ。
「じゃあ作戦立てよか。」
「作戦？」
＊
「せーやくん？聞いてる？」
「おー、聞いてる聞いてる。」
「そんでなぁ、健くんがなぁ。」
酒飲んで酔っ払ってるわけでもないのにいつもよふわふわした口調で話しながら俺の前で突っ伏す琉生。
「おれ、健くんに嫌われたかも…」
「もー。そんなことないって。」
「でも……」
どうやら琉生曰く片思い相手の小島にツンツンしすぎて嫌われたかもって。
小島のあの様子見てたら絶対そんなことないと思うけどな。
もはや好きが増してるやろ。
「そもそもなんで琉生は小島にあたり強いん？素直になったらええやん。」
「あんな…？絶対笑わん？」
「おん。」
「健くんってさ、かっこいいやん。」
「せやな。」
「…かっこよすぎて、普通に話してたら頭おかしくなりそう。」
「……ぶはっ。」
「誠也くんっ。笑わんって言うたやんか！」
「ごめんごめん、っ…でもさ……笑」
あまりにも純粋すぎなんよ、琉生が。
「そっかぁ、琉生は小島のこと好きなんやね。」
「うん…でも結局俺の片思いやねん。健くんにはもっと素敵な人がおるやろうし。好きになっただけ俺の負け、ってね。」
そう言ってヘラりと笑った琉生の顔は明らかに引きつってて。
可愛い末っ子にこんな顔させてんちゃうぞ小島。
「俺はそうは思わんよ。」
「なんで？」
「うん…まぁ、後々分かるって。絶対に。」
スマホに表示された大晴からのメッセージを横目に琉生の小さな頭を撫でた。
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ぽむ(プロフ) - こちらこそ余計なお世話を申し訳ございません🙇琉生くんが猫に嫉妬したりする話可愛かったです！これからも更新楽しみに待ってます！ (5月10日 21時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
i(プロフ) - ぽむさん» コメントありがとうございます🙇🏻紛らわしくしてしまって申し訳ないです。設定変更しておきます😭 (5月10日 17時) (レス) id: c771cdb231 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - 初コメントです。琉生くん可愛くて楽しみに読んでいます。ときどき、iさんの小説が更新されていないときに更新通知が来るのですが、もしかして新しい小説の更新がないときは「更新を通知しない」みたいな設定もできるみたいです〜 (5月10日 14時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i | 作成日時：2023年3月15日 17時
