今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:8,957 hit
小｜中｜大
♪5♪ ページ5
大吾side
大「えぇ？じゃあ、Aは口話練習するってこと？」
柊「ほんまごめん！そんなつもりで言ってへんねやけどな……ただ、話をしてみたら？って言うただけで……」
『そういうことだからよろしく！』
朝いつもの集合場所に来ていきなりそんなテンションのA
そういうことってどういうことやねん……
もぅ、柊真何いらんこと言うてんねんほんまに……
Aは１回夢中になったらなかなか覚めへんねんぞ………
やる気になっとるAの後ろでひたすら謝ってる柊真
『なんて言うたらええかな？やっぱり健人先輩は関東の人やから標準語の方がええんかな？』
大「待って待って！その前にあんた口話なんか小学校の時にできへん言うて泣いてやめたやんか」
『ええの！やるいうたらやるからね』
もう本気になっとるし……
『とりあえず今日の放課後、家来て？練習付き合ってや』
大「ほんま強引やね……」
『もうこの機会逃したら出来へん気がすんねん……お願い！』
手を合わせて上目遣いで見てくるA
やばい……
めっちゃ可愛いな……
こんなお願いいつ以来やろ……
大「わかった……じゃあ放課後な？」
『やったぁ！ありがとう！ほんま大吾大好きやわ！』
俺の手を両手で握りながら目を輝かせるA
大好きやわとか………
なんか嬉し(笑)
なんて言えへんから
そっけなくじゃあなと返して校門の前で別れた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：時生
| 作成日時：2015年9月22日 18時
