2 ページ7
大毅side
いつもと同じ青白い顔に加えて、胸までさすってて
病気のこともあるし最近忙しそうやし
当たり前やけど淳太の病気は心臓やから命に関わるって聞いてから俺も怖い。
正直みんな気になってるのに、淳太はいつもの調子で
いつものことやってヘラヘラしとる。
収録終わって、各々楽屋に帰ってるのにスタジオの隣の席の淳太がなかなか立ち上がらなくて
大「淳太、終わったけど楽屋戻らんの？」
淳「んっ…わかってるっ……」
大「どしたん」
少し前屈みになってる淳太の背中をさすると、顔が真っ白でパニックになりそうになる
全然、大丈夫ちゃうやん。
大「淳太、聞こえる？どこしんどい？」
淳「っはぁはぁっ…やれるっ…だいじょ…」
ガタンッ！！
椅子に座ったまま床に倒れ込んだ淳太を慌てて支えたけど
俺の上に淳太が乗る形で一緒に床に倒れた。
照「しげ、大丈夫？」
大「俺は大丈夫！淳太横にしてあげて」
スタッフさんもバタバタ動く中、メンバーも倒れた音を聞いて戻ってきた
淳太を抱きかかえながら2人で横にするとまだ苦しそうに息してる
淳「っはぁはぁはぁっひっ…ふっはぁはぁはぁっ！」
照「淳太くん大丈夫、ゆっくり息してゆっくり」
智「ふくろもらってきた」
�陝峅饗紊錣襪�ら、しげ持って！」
心臓より先に、不安から過呼吸になってて
淳太の身体支えてたのを濱ちゃんに変わってもらって、紙袋持って淳太の口にあてる
望「今、流星に救急車呼んでもらってる…しげ大丈夫？」
大「んっ…あぁ…大丈夫痛くないから」
さっき淳太の下になった時に思いっきり体打って、腕まであざで真っ青になってる
流「救急車、もう来るって」
大「俺一緒に行く、このあと仕事ないし」
流「わかった、じゃあ俺も行く
しげは、腕一回見てもらったほうがええよ」
言われるまで気づかんくらい、痛みも感じないし
そんなことより淳太のことしか考えてなかった
淳太のこと優先やからこんな怪我、と思ってたけど
そういう流星の優しさにちょっと助けられる
一回、流星も淳太の発作見てるから怖いんやろな
大「ごめん、ありがと」
流「淳太…絶対、大丈夫やって」
なんて、この切羽詰まった時に言われたら
なんでかな、ちょっと泣きそうになる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時生(プロフ) - かのんさん» ちょっと悩みながら書きましたが喜んでもらえてよかったです☺️☺️ (12月6日 8時) (
レス) @page30 id: b242dfd281 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございました！はまげ推しにとって最高です💜❤️涙もだらだら止まらず、何度も読ませて頂きます☺️ありがとうございました。 (12月5日 22時) (レス) id: ae055e8802 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - 時生さん» ありがとうございます！！それを楽しみに気長に待っています🥰 (11月29日 21時) (レス) id: 1225f87651 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - さくらっちさん» 優しい気持ちが届いたみたいでよかったです。デリケートな表現をどう表すかすごく悩みましたが、希望のある形で終わらせたかったのでなるべく言葉じゃなくて感情表現を多めに使ってみました。 (11月29日 18時) (レス) @page27 id: b242dfd281 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - Sugarさん» 了解しました。たくさんのリクありがとうございます！今シーズンでは消化しきれないと思うので少しづつ書いていきますね。時間がかかると思いますがよろしくお願いします☺️☺️ (11月29日 18時) (レス) id: b242dfd281 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：時生
| 作成日時：2023年11月5日 18時
