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智洋side
智「先生！！」
流「おはよ、今日は車椅子置いてきたん？」
智「当たり前やん、ここまで来んのもリハビリや」
16歳になった俺は、数メートルなら装具と杖で歩けるようになった
間違いなく、りゅーせー先生のおかげや
やから、リハビリルームに来るまでも歩いてくる
流「ははっ…ほんま、ともくんすごいなぁ疲れたやろ？」
智「あ、その呼び方恥ずかしいからやめてーや」
流「え、ともくんはともくんやん？」
智「もぅ…先生昔からそういうとこあるよな？」
優しくてかっこよくてちょっと天然で、流星先生は変わらずに笑ってて
この場所にいつもいる。
リハビリに心がいっぱいいっぱいだった頃の俺を知ってる流星先生がいてくれるだけで、なんか安心する
流「そういうとこってなによ…ともくんは昔からかわいいなぁ。
よく俺の服引っ張って呼んでたの思い出すわ」
智「ちょ、だからもう俺かわいいって歳ちゃうって」
流「俺はどんどんおじさんになってくけど、ともくんは昔から変わらずかわいいよ」
智「もぅ、気持ち悪い！早くリハビリ始めてや！」
流「わかったわかった、足ほぐそうか」
なんて笑いながら、俺の足をほぐしてる流星先生を見てたらぼんやり思い出した
智「ねぇ…俺、足要らんって泣いたことあったやろ？」
流「そーやっけ、覚えてないけど」
智「あん時、絶対歩けるようになるから信じてって…流星先生が言うたから今歩けてるんやと思う」
流「ふふふっ、ちゃうよともくんが頑張ったから」
智「先生、昔からそういうとこあるよなぁ…」
流「いや、だからそういうとこってなに？」
そうやってまた真剣な顔した後すぐに笑う流星先生
智「いいの、先生はそのままでいいの」
ケラケラ笑う俺の顔見て不思議そうな顔してるりゅーせー先生見たら、また笑ってしまう
智「りゅーせー先生のそういうとこが、俺大好きやねん」
流「ふふっ、ありがとう」
りゅーせー先生は、いつも一緒。
おんなじ目線で見てくれるし、無理やりリハビリすることもないけどはっきり言ってくれる
だから、りゅーせー先生の存在に助けられた
俺だけじゃなくてそういう人はたくさんいるんじゃないかな
だから、先生とリハビリ頑張ってもっともっと歩けるようになりたいって
俺の気持ちもあの頃と何も変わってないよ。
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時生(プロフ) - かのんさん» ちょっと悩みながら書きましたが喜んでもらえてよかったです☺️☺️ (12月6日 8時) (
レス) @page30 id: b242dfd281 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございました！はまげ推しにとって最高です💜❤️涙もだらだら止まらず、何度も読ませて頂きます☺️ありがとうございました。 (12月5日 22時) (レス) id: ae055e8802 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - 時生さん» ありがとうございます！！それを楽しみに気長に待っています🥰 (11月29日 21時) (レス) id: 1225f87651 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - さくらっちさん» 優しい気持ちが届いたみたいでよかったです。デリケートな表現をどう表すかすごく悩みましたが、希望のある形で終わらせたかったのでなるべく言葉じゃなくて感情表現を多めに使ってみました。 (11月29日 18時) (レス) @page27 id: b242dfd281 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - Sugarさん» 了解しました。たくさんのリクありがとうございます！今シーズンでは消化しきれないと思うので少しづつ書いていきますね。時間がかかると思いますがよろしくお願いします☺️☺️ (11月29日 18時) (レス) id: b242dfd281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時生
| 作成日時：2023年11月5日 18時
