検索窓
今日:29 hit、昨日:47 hit、合計:125,417 hit

3 ページ27

流星side





本音は言わないしめっちゃ強がるけど、ほんまはすごい落ち込んでるんやなって顔見たらわかるよ





一応、弟やからな。






手捻挫してるし、手話は最悪できても筆談はしばらく無理かもな…大毅1人では車椅子が漕げないし



しばらくは車椅子貸してくれるらしいけど、大学行くんと通院、どうしよかな。





大『ごめん』

流『何が?』

大『ちょっと、言いすぎた』

流『俺も…ごめん』






喧嘩した後、だいたい向こうから謝られて伝わってくる大毅の落ち込み






筆談できないと、手話ができない人とは話せない






この世界の、ほとんどの人と話せない





音のない世界で生きてきた大毅にとって、普段の生活が今より確実に大変になる。







流『俺、明日から大学一緒に行こうか?』

大『え…いや、ええって』

流『行きと帰りだけ』

大『ええって、しばらく休む』

流『4年で卒業するんやなかったん?』

大『そうやけど…お前学校どうすんねん』

流『俺が学校行く前に一緒に家出ればいいかなって、どうせ途中やし』

大『ええって』







結局、家に着くまで大毅はそんなことしなくていいの一点張りで納得はしなかった

 


でも、頑張って大学入ったの知ってるから4年で卒業したいって言ってたの叶えたいのにな






大『ごめん、俺やっぱり…』

流『もう謝らんでいいから』

大『流星にそんなことさせたくない』








俺、やっぱりお節介なんかな。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (109 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
608人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 病系 , 障害
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:時生 | 作成日時:2022年8月21日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。