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流星side
帰るか迷ったけど、泣きそうになりながらもとりあえず手は繋ぎ直してくれたから
また望の手を握ってやっと入園。
望「のんがやるの！」
流「え、チケット買いたいん？」
望「えーっと…のんと、りゅーせのください！」
流「あっ、すいません大人2枚でお願いします」
「はいっ、かしこまりました」
チケット売り場ではぐいぐい前行って、チケット買おうとしてお姉さんめっちゃ戸惑ってた(笑)
望「やりたいー！うさぎ！うさぎ！」
流「はいはい、わかったわかった落ち着いて」
一周してからうさぎに餌やり体験の時がテンションMAXやったな
初めてやけど、普通に抱っこしててにんじんあげてニコニコで
うさぎも望も可愛かったから慌ててスマホで写真撮って大毅と智洋に送ったわ(笑)
望「りゅーせ…こわいっ…おっきい…」
流「えっ、ぞうさんやで？こわいん？」
目の前にいた大きい象が鳴いたら、急に怖がり出して耳塞いで
待て、望も充分大きいやんか(笑)
流「怖かった？ぞうさん優しいねんで、大丈夫やで」
手繋いだまま、ゆっくりベンチまで連れて行く
望「んーっ…んーっ…」
流「望、どした？」
自分の言葉はあんまり上手く言葉にできひんけど、疲れちゃうと何でもいやいやってなるのは分かってる
目を閉じて、足バタバタさせ始めたらいやいやが始まったサインで
一周見たし、このままいやいやってならんようにそろそろ帰るか。
流「望、楽しかったな？そろそろ帰ろか？」
望「いやっ…」
流「暗くなっちゃうよ？」
望「いややぁ！！」
話しかけながら、何となく手繋いで立ち上がったら進めると思ったけど
全然立ち上がらないで俺の引っ張って泣いてる
あかんかった、今日最大のピンチ(笑)
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作者名：時生
| 作成日時：2022年8月21日 1時
