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流星side
「弟さん来たんじゃないですか？」
帰っていいのに送り届けるまで仕事ですからって、待っててくれるらしい新人マネージャーと駅で待ってたら
相変わらず派手な髪色の智洋が手振っててその隣でちょっと俯き加減の望
望、また髪伸びたな。
3ヶ月会ってないだけやけど、遠くから見たら望ほんま大きい(笑)
智「ごめんごめん、ちょっと遅れた！」
流「全然、大丈夫」
智「前から電車乗る練習はしてたんやけど、人混みで嫌やって、なっちゃって」
既にちょっと泣いたんか、ウルウルの目で俯いてる望
ちょっと先が思いやられる(笑)
流「望、久しぶり」
智「のんちゃん、流星やで？」
望「りゅせ…あっりゅーせー！！」
流「うわっ！ははっ」
さっきまで俯いてたのに、俺の顔見るなり笑顔になって
智洋と繋いでた手をパッと離して思いっきり俺に抱きついてきた
望の飛びつく力強すぎて、ちょっとよろけたし愛の大きさ半端ない(笑)
望「りゅせー、すき！！」
流「ははっ、ありがとう」
望「りゅーせも、のんのことすき？」
流「おぉ、好きやで？」
智「のんちゃん、ぎゅーしたら流星痛いよ？」
望「りゅーせ、いたい？」
流「んっ、まぁそうやなちょっと痛いかな」
成人男性が抱き合ってんの、駅歩いてる人見たらビックリするやん(笑)
ちょっと恥ずかしいけど嬉しいな
智「あっ、流星がいつもお世話になっております。すみません仕事やないのにここまで付き合っていただいて」
「いえいえ、こちらこそ！無事に送り届けられてよかったです！
では、僕はこれで失礼しますね？
楽しんできてください」
あ、後ろにマネージャーおんの忘れてた
やっぱり急に恥ずかしい(笑)
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作者名：時生
| 作成日時：2022年8月21日 1時
