sixstep〜懐古〜 ページ7
紫耀side
次の日の朝起きるといつものが来とった
名古屋から大阪まで遠いから朝も早いけど
起きられへん……
止まらないめまいと怠さで、しばらく目をつぶっていると
もう乗る予定やった電車はとっくに行っとった
いつもの大量の薬を水で流し込んで
紫「もしもし?平野です、体調悪くて…今日は遅れます」
「わかった……来れそう?」
紫「大丈夫です、行きます……」
マネージャーさんに電話して
フラフラになりながらも次の電車に乗ると満員で座るところもない
目をつぶって電車の壁に寄りかかって立って
…………………っ
最寄り駅まであと3駅のところで乗り換えようと電車を降りて反対側の電車に乗ろうとしたところで
意識が飛んだ
「どうした?大丈夫か?」
「誰か駅員さん呼んでください‼︎」
そんな声がうっすらと聞こえた
俺らの世界は一回一回が勝負や
それができんなら辞めろ
なんて言われたことを思い出す。
ほんまにこの体がつくづく嫌になる
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はるち - 頑張って下さい (2015年10月14日 2時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - コメントありがとうございます!不定期ですが更新頑張ります! (2015年9月5日 1時) (レス) id: 672406ed1d (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 一番好きな小説です!これからも楽しみにしてます! (2015年8月26日 10時) (レス) id: 8dfefb92f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時生 | 作成日時:2015年7月19日 17時