twentystep〜懐古〜 ページ21
紫耀side
kinkanでのリハが終わって、全体のリハの途中
BADの二人の後ろとか濱田くんの後ろとかで踊るリハの時
さっきアクロバットしたからか身体が動かんくなってた
紫「っはぁっ……はあっ…はあっはあっはあっはあっはあっはあっはあっ……」
……………………バンッ！！
踊ってる最中に凄い音が聞こえて
びっくりしてたら自分が倒れた音だってことに気づいた
淳「すいません！スタッフさん！紫耀倒れました！」
紫「す…………………ま……………せっ………………ん…………………」
淳太くんの顔が見えて、そう言ったのを最後に記憶がぷっつり切れた
次に目が覚めた時にはホテルの部屋やった
神「おはよう…寒くない？」
紫「大丈夫です………」
柊「康二！紫耀目覚めたで？」
柊真が康二を呼びに行って、康二が部屋に入ってきた
神「まだ熱下がってへんねやけど……多分持病やないかってさっき先生言っとったで？」
紫「え………先生？」
神「一応医務の人に見てもらったんよ、まぁ、紫耀起きへんかったけど……」
紫「そうですか………すいませんでした…」
神「体調悪かったちゃんと言うんやで？」
紫「はい…………」
熱あんねや…………
紫「ちょっとカバンから…………赤い薬……出してください」
神「これか？」
神山くんが出してくれた赤い薬はいつも飲んでる薬だから一応飲んでおいた
でも、これや前と同じや………
前の事務所におった頃と同じや…………
紫「またリハ出れんかったんや………僕…………位置ないですよね……」
柊「あるって言うてたで？場所は本番前に教えるって」
紫「そんなん………そんなんみんなに申し訳ないやん…………こんなにリハ出れてなくて………本番だけ出て…………」
神「それでも、紫耀がええって振付師の人が決めたことやん？せやから、紫耀は本番一生懸命踊るしかないやろ？
それが、その場所で踊りたかった人に対する感謝やろ？」
康「そやで？せっかく今日あそこまでできたんやから出ないともったいないやん！」
神山くんとジーコの言う通りなのかな………
俺は俺に今できることを精一杯やろう
たとえ何があっても
そう思えたのはこの頃からかもしれない
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はるち - 頑張って下さい (2015年10月14日 2時) (
レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - コメントありがとうございます！不定期ですが更新頑張ります！ (2015年9月5日 1時) (レス) id: 672406ed1d (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 一番好きな小説です！これからも楽しみにしてます！ (2015年8月26日 10時) (レス) id: 8dfefb92f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時生
| 作成日時：2015年7月19日 17時
