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twelvestep〜懐古〜 ページ13

柊真side



紫耀の荷物を取りに楽屋に帰る途中



Jrが何人か話しとるのが聞こえてきた




「平野ってなんであんなに推されてんねやろな」

「コネやろ?前も芸能事務所いたらしいし」

「そうなん?」

「あんなにすぐセンターとかなんなん?」

「すぐ体調不良で休むしな?」

「ほんま、不公平ちゃう?あんなに休んでんのに俺らより前なんやで?」

「なにきんもかわいそうやろ」

「いや、なにきん自体わけわからんしな、柊真と康二とかもうどんだけJrやってんねんって感じやろ?」


「そんなにひがむんやったら自分達がグループはいってからにせぇや?」





もう少しで声が出そうになった時にとなりから誰かがか声をあげた




驚いて後ろを振り返ると康二が立っていた



康「お前ら、競争するとこ間違ってんで?
そんなんやから認められんちゃうの?
あ、今日はギャンスタおらんから俺がここでは一番の先輩になるんかなぁー?
言うてへんかったけど、しげとか優馬とか俺、同期やからな?」




康二がそう言うと気まずそうな顔をして居なくなってしまった




紫「ジーコかっこえぇわぁー!」

康「ほんまに?嬉しい!」



さっきのベンチからそんなに遠くないから紫耀にも聞こえてたみたいで

ベンチで寝たままこっちを見ている紫耀




柊「あ、紫耀の薬!」

紫「ええよ、俺持ってくるわ」

柊「もう大丈夫なん?」

紫「ちょっと休んだから大丈夫!」



笑顔でそう言うとベンチから立ち上がった



紫「俺な、ほんまに、ほんまに、二人が大好きやわ!」

康「知っとる!」

紫「ジーコー!」

康「紫耀ー!」




スローモーションで抱き合う二人を眺めてると


やっぱり今日も平和やなと笑ってしまうわ



柊「俺もやでー紫耀?」




そう言っても、聞こえてないみたいでもう二人の世界みたいや……




流「………なにしてるんですか?」

西「流星?見たらあかんで!」

廉「またそんなつまらんことしてんの?」




なにわの3人がそんなことをいいながら俺らのとなりを通ったことは



二人には内緒やな(笑)

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はるち - 頑張って下さい (2015年10月14日 2時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - コメントありがとうございます!不定期ですが更新頑張ります! (2015年9月5日 1時) (レス) id: 672406ed1d (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 一番好きな小説です!これからも楽しみにしてます! (2015年8月26日 10時) (レス) id: 8dfefb92f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時生 | 作成日時:2015年7月19日 17時

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