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・・


淳太くんが電話を終えてすぐ




淳太くんとの、1日目は




俺の行きたいところをリクエストした




「ほんまにあそこ行くん?」


「ええやん!懐かしいやろ!」


「照史は行ったことないやん?」


「ない……ないけど、あれからずっと淳太くんの事見てるし…一回行ってみたいねん」


「ずっと……見てたん?」


「おぉ見とったで^ ^デビューの時も俺がおらんようになったときも」


「そうなんや……」



俺が帰ってきてから、泣きはせんけど




泣くのを押さえてるような顔ばっかりや



「でも、そう簡単に入れるかなぁ……」


「ほんまにちょろっとでもええねん!な?」


「しゃーないから頼んでみよか……」


「よっしゃ!」


「でも次のここはみんなおるしなぁ……」


「ええやん!ええやん!もしかしたら見えるかもしれんし」


「なんやさっきは見えへんて言うたやん」


「試してみるだけやん^ ^」


「はぁ……しゃーないな……」




淳太くんのため息も俺のためのやと思うと



なんか嬉しかった



「あー!俺のバッグや!」


出かける準備をしながら淳太くんは俺のバッグをだしてきた


「なんや、ずっと見てたんやなかったの?大阪の照史のおばさんからもらってきたんや^ ^」


「そうなんや!」


「持ってくやろ?」


「うん!持ってくわ!」




淳太くんの言葉の端々に俺への愛情を感じる





そして、それと同時に申し訳なさが残る




5年前は確かに仲は良かったけど、




こんなにお互いのこと話すことなんてなかった

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あきべこ。 - ガチで号泣しちゃいました!! (2015年11月23日 23時) (レス) id: 815628b63c (このIDを非表示/違反報告)
中山智裕 - 感動しました!!゜゜(´O`)°゜また、こう言う小説を作って下さい!(* ̄∇ ̄)ノ (2015年7月11日 14時) (レス) id: 2cc00f5eaa (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - 嬉しいご感想ありがとうございます!読み切りは初めてだったのですが喜んでもらえてよかったです!ほかの作品も頑張ります! (2015年6月27日 12時) (レス) id: 672406ed1d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 感動して涙止まりませんでした(;Д;)(;Д;)時生さんの作品大好きです!いい作品をいつもありがとうございます! (2015年6月27日 1時) (レス) id: 8c692c2610 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時生 | 作成日時:2015年6月20日 0時

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