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ドラックストアで急いで熱冷ましのシートと風邪薬とスポーツドリンクと…とりあえず必要そうなものを買い家に帰る。
二十分も経ってないけどすごく不安だった。
「としみつ〜?」
部屋に入るも、物音一つない。
寝室の扉をあけると、半裸のとしみつがベッドで寝ていた。
「大丈夫?!」
「悪い…途中で動けんくなった…」
「とりあえず冷えピタ貼るね」
私は買ってきた袋から熱冷ましのシートを取り出しおでこに貼った。
「さむい…」
顔は熱で赤らんでいるのにとしみつは熱にうかされているようにそうつぶやいた。
私はとりあえず着替えようとした痕跡がある床に落ちていたTシャツを拾い、としみつに被せた。
「着れる?」
「ありがと…」
ゆっくりと腕を通し着るが、随分と辛そうだ。
「これ、飲んで一旦寝よう。なんか食べれる?それなら食べた方がいいし」
「いや、薬だけ飲んで寝るわ…」
私は買ってきた袋から今度は薬とスポドリを出し、としみつに飲ませた。
嚥下するだけでもそうとうキツイらしく、顔を歪めていた。
「とりあえずゆっくり寝てね。」
「ほんと悪い…ありがとう…」
「なんかほしいものある?」
そういうととしみつは無理して体を起こそうとした。
「だいじょぶ…あかねは帰って…うつしちゃうから…」
「何言ってんの、死んじゃいそうなくせに。」
そういうと、としみつは観念したようにもう一度寝転がった。
「じゃあさ、俺の手握っててほしい…」
「いいよ。おやすみ。」
力なくそう言うので私が頷くと、としみつはようやく目を閉じた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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ミキ(プロフ) - 雪乃さん» ありがとうございます。ぼちぼちやっていこうと思います。初めてなので拙いところたくさんあると思いますし更新頻度もまちまちかと思いますが、これからもよろしくお願いします。 (2017年8月10日 8時) (レス) id: ec159f3992 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - 初コメ失礼します。としみつさん好きなので、こうして新しく作品が生まれることを嬉しく思います( ´艸`)ミキさんがテンポよく更新してくださるので、毎日この作品を読むことを楽しみに過ごしてます…元気の源です( ´ω` )続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年8月10日 3時) (レス) id: f85b939213 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - んさん» ありがとうございます。ぼちぼちやっていこうと思います。これからもよろしくお願いします。 (2017年8月7日 13時) (レス) id: ec159f3992 (このIDを非表示/違反報告)
ん - 頑張ってください! (2017年8月4日 9時) (レス) id: b16c47b63c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミキ | 作成日時:2017年7月29日 21時