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結局荷物はあっという間に散らかった。
一週間が経つとある程度生活リズムがわかってくる。
まずてつやは前の日どんなに早く寝ても起こしても起こしても起きないということ。
てつやが編集をしてる間にご飯を作り、一緒に食べるのが楽しい。
あとてつやは毎日駄菓子を買っては壺に補充し夜中編集してるときに食べるので、私は中学のときに読んだ古文の夜中にこっそり小坊主に毒だと偽り水飴を舐める坊主の話を思い出した。





「セミうるさい」





「あのミンミンないてるセミ、なんて名前だろうね」




「ミンミン鳴いとるからミンミンゼミじゃね?」




「天才じゃん。」




暑いと簡単に脳がとけるらしい。
私たちは、和室でアイスを食べながらだべっていた。
エアコンって偉大だ。
外はすごく暑そうだが中はめちゃくちゃ快適に過ごせる。




「ここから花火見えるかな。」



「岡崎城の?」




「うん。」



「無理に決まっとるわ、遠いもん。」




寝転がりながらスイカバーを食べてたてつやの顔にとけたスイカバーが落ちた。



「ばかうぜえ。」



てつやは顔を洗いに出ていった。
私は心地よくてまた眠ってしまった。




寒くて起きると外はもう暗くてエアコンの冷気で風邪を引いたらしい。
てつやはリビングでスマブラをしていた。




「おはよ、おきたん。あかねもやる?」



「おはよ。風邪引いたっぽいから寝るわ。」




「そっか、おやすみ」



私は布団をかぶって見たけれどいっこうに体の寒気は止まらなかった。
急にとしみつに会いたくなって朦朧とする中、私はラインでとしみつに連絡した。

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  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
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ミキ(プロフ) - 雪乃さん» ありがとうございます。ぼちぼちやっていこうと思います。初めてなので拙いところたくさんあると思いますし更新頻度もまちまちかと思いますが、これからもよろしくお願いします。 (2017年8月10日 8時) (レス) id: ec159f3992 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - 初コメ失礼します。としみつさん好きなので、こうして新しく作品が生まれることを嬉しく思います( ´艸`)ミキさんがテンポよく更新してくださるので、毎日この作品を読むことを楽しみに過ごしてます…元気の源です( ´ω` )続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年8月10日 3時) (レス) id: f85b939213 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - んさん» ありがとうございます。ぼちぼちやっていこうと思います。これからもよろしくお願いします。 (2017年8月7日 13時) (レス) id: ec159f3992 (このIDを非表示/違反報告)
- 頑張ってください! (2017年8月4日 9時) (レス) id: b16c47b63c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミキ | 作成日時:2017年7月29日 21時

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