12，吹雪(兄) ページ14
その日の夕方、私はある人を見つけた
A｢貴方は…確か｣
その人物は
吹雪｢吹雪士郎だよ。君はAさんだね｣
日本のフブキさん(兄)だ。新条さんが連絡を取っていた…
それよりも
A｢はい。足は大丈夫ですか…？｣
吹雪｢…それは｣
ちょっぴり辛そうな顔をしている。まずかったかな
A｢ごめんなさい。言わなくていいわ｣
吹雪｢…ありがとう(ﾆｺｯ｣
彼もお兄さんなのよね…ちょっと聞きたいことが出来た。こんな事を聞いてもいいのかとは思うけれど。
A｢あの…弟さんいますよね？｣
吹雪｢うん｣
A｢弟さんのこと、どう思ってますか？｣
吹雪｢世界一大切に思ってるよ。できればずっと一緒にいたいかな…アツヤは〜｣
それから、真剣な顔で素晴らしいほどの弟愛を語ってくれました。お兄さんって皆そういうものなのだろうか…
A｢すごい大切なんですね(ﾆｺｯ｣
吹雪｢きっとフロイ君も君の事大切だと思ってるよ｣
兄さんもこんな感じなのかな…？←
A｢ありがとうございます。今のフブキさんをみて、兄さんがおかしい訳ではないって分かりました！｣
吹雪｢それは良かったよ｣
今まで変な奴だと思っててごめんね、兄さん！
吹雪｢あ、僕はそろそろ行くよ｣
A｢…頑張ってください！｣
吹雪｢ふふ、ありがとう｣
さて、私も部屋に戻ろうかな…
その時
フロイ｢A〜！どこいってたのぉ！｣
大声をあげた兄さんがやってきた。
A｢兄さん抱きつかないで！｣
フブキさんと別れてから全然時間が経っていないため…
A｢みられてるから…｣
フブキさんがこちらをみて微笑んでいた。
フロイ｢嫌だ！｣
A(でもこれが普通なのかな？)
もうなにが普通か分からないや
吹雪(思っていたよりヤバかった。…なんかごめんねAさん)
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作者名：星那 | 作成日時：2019年7月26日 16時
