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1次試験
文字が動く解答用紙を、魔法を使い無難に解いた俺は
無事突破することができた。
けど...
『マッシュ...お前どうやって突破した??』
魔法が使えないはずのマッシュが何故か2次試験にいる。いや、嬉しいんだけど不思議でならない。
兄ちゃんさっきまで、マッシュをどうやって裏口入学させようか考えてたとこだぞ。
｢兄ちゃんとの学校生活を考えてたら、解けてた。｣
余計に謎が深まった。
その後も、無難に魔法を使い試験を突破する俺と
筋肉によって試験を突破する弟。
いや、この時点でいろいろとツッコミたいが我慢である。
とりあえず、入学での心配は無さそうだ。
「次の試験はこれだ!!!」
先生の合図と共に、地面が大きく揺れた。
現れたのは、視界を覆い尽くすほどの巨大な壁。
「次の試験は、この迷路を解いてもらう」
なるほど、迷路か。
制限時間30分の、罠あり迷路。
『...マッシュ、これは流石にお前一人で行くのは危ない。
兄ちゃんと一緒に...
っていない!?』
あれ、さっきまで隣にいたはずの弟の姿がない。
周りを探し回るが見当たらない。
『え、迷子!?』
これから迷路なのに大丈夫かマッシュ!?
一方
｢じいさん、あの兄弟の距離感どうなってんの？
一体どんな教育したの?｣
試験の様子を外から見守るじいちゃんと警察のおじさんは、子供2人の様子を見て顔を顰めていた。
｢...兄弟仲良いのはいい事じゃ」
諦めたように明後日の方向を向くじいさんの様子に、空気が凍る
｢仲良いの次元じゃなくね？
上の方はまだしも、下の方は兄貴に向ける目じゃないだろあれ。欲に溺れてるだろあれ。
いいの?身内のカップルってかなりきついよ?｣
｢わしの息子で変な事考えるでない!!!!｣
だが確かに、兄弟の距離感問題は最近のじいさんの悩みでもあった。
特にマッシュのAに対する愛情は、少しドロドロしている。
｢...春じゃなあ｣
｢じいさん諦めてるだろ｣
諦めるも何も、そんなベクトルの話ではないとじいさんは知っている
もし、誰かがAとマッシュを切り離すとしよう。
しかし、マッシュは意地でも離れないだろう。
例え、縛られたとしても閉じ込められたとしても
そこから這い上がってでもAの元へ向かう。
それが、マッシュのAへ向ける愛の深さだ。
｢誰も、邪魔できないんじゃよ｣
じいさんは、それを知っているのだ。
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点P(プロフ) - みんちょさん» コメントがもうモチベあげる天才なのよ...、嬉しすぎてにやけ通り越して号泣もんです。嬉しい言葉ありがとうございますｯ糧になります美味しい美味しい😭😭😭♥️ (5月4日 0時) (
レス) @page24 id: 2cf94a5c8d (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - すげぇ投稿されてる！！！うれすぃー！もう絡みが最高求めてた作品です…！！頑張ってください💪 (5月3日 15時) (レス) @page23 id: 9a6e8a15b0 (このIDを非表示/違反報告)
点P(プロフ) - ありさんさん» いやぁ、更新遅くなって土下座ヘッドバン状態です😇でも、見てくださる読者様に感動してこちらも土下座案件です。そして、コメントくださるありさんにいつも土下座状態です。愛です。 (5月3日 9時) (レス) id: 2cf94a5c8d (このIDを非表示/違反報告)
点P(プロフ) - 人間さん» うええええこちらこそ読んでいただきありがとうございますです🥲♥️そして、感想いつもありがとうございます🥹♥️これからも頑張りますぞ！ (5月3日 9時) (レス) id: 2cf94a5c8d (このIDを非表示/違反報告)
ありさん(プロフ) - お久しぶりの更新ですね！！とっても面白かったです！！！これからもよろしくお願いします！！！ (5月3日 4時) (レス) @page23 id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：点P | 作成日時：2024年3月21日 15時
