Who are you？～夏の匂い～ (ページ39)

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GENside ページ39

昨日お酒をベロベロに気持ち悪くなるほど飲んだ

二日酔いで実はまだ気持ち悪いけど､､､

俺は無力だから昨日何も出来なかった

尾崎さんが教えてくれたあの女の子からは

ものすごい大きさの辛さや悲しさ、寂しさなどの

闇を感じとることが出来た

俺はどうにかしてその子を笑顔にさせたかった

でも彼女は俺らのことを話す時すごくキラキラした目で話してくれた

それだけで十分になった気になってた、

俺は酔ったあとの記憶が全くない

何で帰ったのかも分からない

朝起きたら部屋にいて、横にはちくわがいて､､､

それで朝スマホを覗き込むと

尾｢AちゃんとDキスした。俺が無理やりした｣

というなんとも卑猥な通知が来てて､､､

｢何してるんですか、可哀想な､､､｣

冗談半分だと思われる文章だけど

俺は真面目にそう送った。

Aちゃんが可哀想だもん。

尾｢Aちゃんの様子見てきてよ｣

その文の続きにはある場所の住所がつづられていた

そしてたどり着いたのはこの高級マンションだった

尾｢Aちゃんの家だから｣

そんな通知には気づかなかった振りをして