Who are you？～夏の匂い～ (ページ25)

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義勝said ページ25

明日からのツアーに向けて、今日からリハ練習

1日中スタジオにこもるため、

朝からコンビニで大量に飲食料買って

それだけで何かちょっと疲れたのに

A何してるのかなぁとか

しばらくAに会えないさみしさで

なかなかリハ練に集中出来ない､､､

メンバーは各自でパート練習していて、

俺が集中出来てないのには

気づいてない？っぽい笑

義「ちょっとタバコ」

そう言ってスタジオの外の避難階段へ向かう

この階段からはAの学校が見えて

心地いい風が吹いて落ち着く。

タバコに火をつけて階段の手すりに寄りかかる

すっと一口吸って、ふーっと吐く

一瞬視界がタバコの煙で見えなくなった

でもその煙は一瞬で消えて、

それと同時に魔法がかかったように

駅の方から人影が現れた。

義「は？まって、」

見ていいもの？悪いもの？

今俺は何を見た？

もう1度目を凝らして見てみる。

､､､間違いない。Aだ。

しかも隣にいるのは、

義「尾崎さん」

なんで？何でだよ、昨日、だよ？

待ってるって言ってなかった？

今すぐにその場に言って尾崎さんから

Aのことを引き剥がしたい。

でも、なぜか､､､なぜかというか、

足が怯んだ。俺びびってる

尾崎さんなんかに勝てるわけない。

ねぇ、どうしたらいいの？

頭が混乱してるうちに

ふたりは学校を通り越して

輝いた都会の街へ消えていった