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義「できたよぉ〜」
そう言って私の前にお皿を並べる
貴女「うあぁ」
義「なにそれ笑可愛い」
義勝の見た目とは裏腹に
凄くオシャレなカルボナーラのパスタ
貴女「、、、美味しそう」
義「だろ?美味しいんだよ!」
私のために作ってくれたって思うと愛おしい
ふたりで頂きますをして食べる
義「おいちい」
貴女「ほんとだ、すごくおいしい」
義勝の作ったパスタはきっと今、世界で食べられてるパスタの中でいちばん美味しい
そう思うくらい美味しかった
義「隠し味知りたい??」
貴女「隠し味?」
義「うん、隠し味」
うん、とうなずく
義「それはね、、、愛だよ愛」
すっごくニコニコして嬉しそうに
「愛だよ」とか話すから
嬉しさと少しの面白さが混ざって
私まで笑っちゃう
義「え」
え?
義「今笑った??!」
、、、え?え?もしかして
笑ったらダメだったかな?!
貴女「え、ごめんなさい」
義「違う違う!!!笑ったの始めてみたの!
前イベントの時、八木氏に見せたあの笑顔依
頼、笑い顔とか見てなかったから」
私、そんな無愛想だったのか、、、
義「笑った顔、めちゃめちゃ天使」
私の笑顔が、、、天使?
そんなの初めて言われた
義「可愛かったからもっかい見たい」
そんなこと言われるとすごく照れる
貴女「もう、、、見せないもん」
あー、そっけな。
そんな素っ気なさすぎる私の態度に
呆れることもなく
義「そっけな。、、、だけど好き」
とか言ってまたパスタを食べ始める
その目にかかっかた前髪から覗く
少し長めのまつげ、輝いた瞳
今は私が独り占めできる
今だけは私のもの。
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作者名:まなか | 作成日時:2017年9月17日 23時