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余命の日2 ページ33
もう辺りは暗くなり始めている。
A「五条先生」
五条「もう行くの…?」
A「はい。」
私が頷くと、五条先生は『行こうか』と静かに歩き始めた。
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この森。
この雰囲気。
私の脳が、本能が行くなと訴えかけている。
五条先生も、本当に行くのかというような目で見ている。
でも、行くしかないんだ。
私は黙って、先生の視線に気づかないフリをして歩き出した。
一瞬でも目を合わせてしまったら泣いてしまうから。
アイツ「あ、来てくれたんだねぇー?」
A「約束したから」
アイツ「ねえーそこにいるのは誰?もしかして…」
A「私の恩師」
五条「五条悟だよ」
そう言うと、アイツは驚いた顔をしてから、楽しそうに笑った。
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作者名:零 | 作成日時:2021年3月27日 8時