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…はぁ、すっかり帰りが遅くなってしまったわ。
ゴトーにお礼を言ってからキキョウさんの所へ行きましょう。
私は執事室に向かう。
A『ゴトー、今日はありがとう。助かったわ。』
ゴトー｢Aさんが無事帰ってきて下さり安心しました。イルミ様もご心配なさっていましたよ。｣
A『あらほんと？すぐに行かなきゃね。ありがとう、ゴトー。』
ゴトー｢いえいえ。｣
でもまずはキキョウさんね。
ｺﾝｺﾝ
A『キキョウさん。いるかしら？』
キキョウ｢Aちゃん！！！！どうしたの！！？大丈夫！！？！！｣
A『ちょっと絡まれてしまっただけよ！！それより紅茶は届いたかしら？』
キキョウ｢無事で本当に安心したわ！！届いたわよ！！貴方も後で飲みましょ！！！｣
A『そんなに心配しなくても大丈夫よ！あら、嬉しいわ。また後でね！』
私はキキョウさんの部屋を後にする。
長い廊下を歩きイルミの部屋に向かう。
ｺﾝｺﾝ
ｶﾞﾁｬッ！！！！！
！？！
A『わっ！』
ぎゅっ
え？
A『…イルミ？』
イルミ｢…心配した。｣
A『らしくないじゃないの。私が死ぬわけないでしょう？』
イルミ｢そうだけど…どうせ旅団のとこ行ってたんでしょ？キル関係で。｣
A『あら、貴方に嘘は付けないわねぇ。つくつもりもないけれど。』
イルミ｢それで何があったの？｣
私は今まで起きていた事を話す。
イルミ｢…そう、キルが捕まってたんだ。ほんと
馬鹿だよね。さっさと戻ってくればいいのにさ。｣
A『今頃はゴンくんとゲーム探してるんじゃないかしらね。』
イルミ｢…そうだね。｣
A『ふふ、大丈夫よ。あの子は強いもの。いつか針も抜いちゃうかも知れないわね。』
イルミ｢…何がいいたいの？｣
睨むような縋るような目で私を見つめるイルミ。
A『貴方の愛がキルにも伝わるといいわね。貴方は少し不器用なのよ。』
イルミ｢うん。…キルにとって暗殺は天職なはずなのに。俺はとっくに感情を消してるのに。｣
イルミはぽつぽつと言葉を漏らした。
A『でも今私たちは両思いで恋人、この感情は何なのかしら？』
イルミ｢…｣
イルミは俯く。
A『大丈夫、貴方は闇人形なんかじゃないわ。私の大好きな人、ちゃんとした人間よ。』
イルミ｢ッ…｣
ぎゅーーーーー
A『ちょ！ちょっとイルミ！』
イルミ｢A、ありがと…。｣
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とまと(プロフ) - Aaaさん» 貴方様とはわかりあえる気がします←え (2020年4月17日 19時) (
レス) id: 4f1e2f13fe (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - とまとさん» コメントありがとうございます！私の趣味全開ですが、また更新したら見てやって下さいますと嬉しいです。 (2020年4月17日 3時) (レス) id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - わぁ。めっちゃ面白いねん←アッ冗談です。イルミのツンデレが可愛い。 (2020年4月17日 3時) (レス) id: 4f1e2f13fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aaa | 作成日時：2020年4月16日 21時
