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A「じゃあ、まずは、あなたが気付いている通り、Aという優しい女の子は存在しないわよ？ふふっ」
話すAさんは何とも楽しそう
まるでクイズの答えを
発表してくれているみたい
A「そして、あなたが心配しているジュンミョンは....今、苦しんでいるのよ？」
BH「えっ？苦しんでいる？」
A「私の魅力にやられて、あははっ」
BH「えっ、本当にそんなことがっ」
A「まあ本当だけど、とりあえず嘘だよ？」
BH「ん？」
A「あと、ちなみに私の心を殺したのは、ご存じの通りイーシン」
トントンと出される
求めていた答え
その速さについていけない
何から突っ込めばいいのか
分からずただ黙って聞く
A「イーシンが高校生の時に、私を誘拐して殺したって聞いたんでしょう？」
今度は、
なんとも思い出話を
するかのように
懐かしむような穏やかな顔をしている
誘拐された話が
そんなに穏やかな話なわけない
やっぱりイーシンヒョンの話は嘘？
誘拐ごっことかさあ....
そんなところであってほしかった
でも....
A「ほら、見て」
服の裾をあげ、
横腹を少し見せてくる
BH「っ、」
傷跡がある
BH「イーシンヒョンが言っていたことは本当ってこと....？」
A「え、信じていなかったの？信用ないのね〜、イーシン、ふふっ」
BH「....じゃあ、それでイーシンヒョンに復習しに来たの？」
そしたら俺は
イーシンヒョンを守るべきなのかな？
メンバーのこんな過去、
そう簡単には受け入れられない
A「うーん、半々かな」
BH「どういうこと？」
A「私がイーシンを殺すことはできないと思うの。だから、イーシンの大切なメンバーの心とかを殺しに来たってところ」
BH「なっ、なに言ってんだよっ！」
他のメンバーがっ、
A「まあまあ」
Aさんは
何を考えてるんだ？
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作者名：あー | 作成日時：2017年2月8日 0時
