プロローグ ページ2
取り敢えずといった形で起き上がれば 、慌てて此方に駆け寄るショートカットの女の子。
いやどちゃくそ可愛いなおい(勿論星川の次に。)
「 あ、星川さん。目ェ覚めた? 」
ぱちくりと、目を瞬かせて首を傾げながら此方を見る彼女。
栗皮色のきらきら、と光る瞳が自身を捉えて離さない。
可愛い子は好きだし 、見詰められるのは大歓迎だけど 、、
「 いや誰だよ 」
「 え? 」
「 え? 」
「「 え 」」
「 いやすんません 、ちょっと状況把握出来ないっす。1回1人にしてください 」
「 あ、うん。了解 」
あ、これ鞄。付け足される様に渡された鞄を受け取り、去っていく彼の後ろ姿を眺めた。
え、なに星川、生まれ変わっちゃった??
確信を持つ為にと、先程渡された鞄を開けた。
いや何だコレ。
女子力高いといえば、高い。
それは物凄く。
教科書や雑誌が綺麗に収納されていて、ペンケースも可愛らしい。
けどな??スクールバッグに化粧品と香水はやめとけ??????
ガサゴソ、と鞄を漁ると" Aの日記 "と書かれたこれまた真っピンクのノートが出てきた。これで、何か分かるかもしれないとページを開けば可愛らしい丸文字で溢れ返っている。
ぺら 、ぺら 、と1ページずつノートを捲った。
いや、とんでもねぇクズ野郎なんだが???????
いやこれ、照れてるんじゃなくてその、エースクンくそ迷惑してんぞ???
リドルセンパイくそ可哀想で草。
はぁ、と溜息をつきながら1番見たくなかったソレを手に取る。
鏡だけは見たくなかった。いやまって、星川ブスに生まれ変わってたらしぬんだが????
ふぅ。(賢者タイム)
恐る恐る鏡のケースを開けて、鏡越しに映る自分を見詰めた。
よっっっしゃ、容姿変わってない!!可愛い!!くそ美人!!
いやでもな、、、
星川は濃い化粧しない方が可愛いんだよ!!!!!!!!!!
取り敢えず転生した事も分かり、自分がどんな人間かも分かった。
勿論破滅フラグはめっためたに折ってやります(腕捲り)
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あいり - 星川サラガチ恋勢さん» 星川ちゃんがこれから好かれていくの楽しみにしててください!! (2021年4月11日 23時) (レス) id: 63f6299562 (このIDを非表示/違反報告)
星川サラガチ恋勢 - サラちゃんが嫌われかぁ…。 (2021年3月15日 3時) (レス) id: ced7d2bdca (このIDを非表示/違反報告)
星川サラガチ恋勢 - サラちゃんがモデル……。 (2021年3月15日 2時) (レス) id: ced7d2bdca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいり | 作成日時:2021年3月7日 0時