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Aside
近況報告を受けた。
東卍は真っ二つに割れた
＿が、花垣がそれを止めた。
『っ…散れ。』
「っす、お疲れ様です！」
一回消さないとなぁ。花垣
「よぉ、A。」
『あ、圭ちゃん。それで？どっちの味方？マイキー？私？』
いつも聞いている質問だ。
「お前…マイキーの味方だとか言ったら殺す気満々なんだろ？」
『ったりめーじゃん』
「…オレはたとえ、マイキーの味方だとしても、Aの味方だとしてもこれからもずっと居てぇし仲良くしてぇ。」
こう、上手くはぐらかされる。
とか言ってこの後に流れる沈黙が心地良いと感じるのは私だけだろうか。
「……ペヤング、喰おうぜ。」
圭ちゃんの家の団地で麺を啜る。
んまっ！
『…そーいや、最近よく金髪とよく居んじゃん。』
「金髪ゥ？周りに金髪多すぎて分かんねぇよ」
『いっつも「場地さん！場地さん！」って言って後付いてくるやつ。』
なんていう名前だったっけ？
ちはや…？違うな
ちひろ…？も違う。
「千冬か？」
『そうそれ！！』
「あいつは良い奴なんだよ。
……なあ、A。」
『なぁに？』
視線を合わせると真剣な顔をした圭ちゃんがいた。
「オレ、この抗争が終わったら稀咲のチームに行こうと思う。」
意外な言葉で動揺が隠せない。
『は…？なんでよ。』
「稀咲がマイキーに話持ちかけてるとこ、見ちまってさ。だから稀咲の目的も知るため、チームに入ろうと思った。」
『へぇ…そうなんだ。
圭ちゃんにはまだ東卍でいて欲しかったな。
なら、私の敵…か。』
「は？何言って……」
ﾄﾞｺﾞｯ!!!!
「ッガハ…」
無防備な腹に腹パン一発。
『別にさぁ、この事言って良いけど、
どうなっても知らないよ？ははっ！』
蹲る“場地”を見下ろす
「っ…ど、して…なんだよ…」
『マイキーを守るために東卍やめるんでしょ？』
「ちがっ…！オレは…！」
『なにが違うの？
あ、良いこと教えたげる。
……ハロウィンをお楽しみに♡』
ﾀﾞﾝｯ!!!
「オ、レは…ただ……
皆と…」
＿笑っていたいんだ…
もう遅いんだ。だから殺しても問題ないんだ。
だから…だから………！
『っ…余計なこと言わないでよぉ、圭ちゃ、ん…ｸﾞｽﾞｯ』
こんなにも心が痛くなったのは久しぶりだな。
涙は嗚咽とともに消えてった。
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おいしいたこ焼き(プロフ) - 無理矢理終わらしてしまい、すいません…… (2021年9月20日 13時) (
レス) id: 7628160e1f (このIDを非表示/違反報告)
おいしいたこ焼き(プロフ) - 癒し系猫さん» ありがとうございますぅぅ…！！！そう言ってくれるのなら、もっと汚そうかな？← (2021年9月6日 23時) (レス) id: 9985ac7340 (このIDを非表示/違反報告)
癒し系猫 - 続編おめでとうございます！あﾞー!!!夢主ちゃんがヴィランに染まっていくゥー！…でも…でも…！………めっちゃいい← (2021年9月6日 23時) (レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
おいしいたこ焼き(プロフ) - 薄浅葱茶トラさん» ありがとうございますッ！！！ (2021年9月5日 6時) (レス) id: 9985ac7340 (このIDを非表示/違反報告)
薄浅葱茶トラ(プロフ) - もうなんて言ったらいいのか.....!!最高過ぎますｯ!続き楽しみにしてますっ！無理しないよう頑張ってください (2021年9月5日 0時) (レス) id: 1dfa2e73c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいたこ焼き | 作成日時：2021年9月4日 23時
