全て諦める。【梵天】

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Aside


『＿っていう話。どお？私が怖い？醜い？なんとでも言えよ』

ドラケンは頭にてを乗せ、

「お疲れ様、A。」

とだけ呟いた。

けどそれだけでも心には染みたようで
涙が零れないよう、堪えた。

『っ…出てきていいよ、マイキー。』

「え？」

ｶﾞﾗﾗ

「っ……」

『たのしかった？昔話。』

「お前…イザナって…！」

『あー、うんうん。安心して。これからアイツを使おうと思うし。ちょっとの間会えなくなるけどダイジョーブ！』


「は…？おま…何言って…」

『また今度あったら敵だね♡』

そう言い残して病室を出た。


唯一の心の寄り場に連絡を取る

《んー？どうした？蘭ちゃんだぞ♡》

『ねぇー、家行きたい。』

《…だってさ、竜胆》

二人揃って1つの携帯で電話って…かわいいかよ。

《オレはいいけど…泊まんの？》

『ん、そうする。』

《じゃあ蘭ちゃんが迎えに行くね！
おい兄ちゃん、“達”だろ！“蘭ちゃんt…》ﾌﾟﾂﾝ


『はは、いーな、兄弟。』

夏だからかまだ明るい空を見上げる。

『よし！用意するか！』


家まで一直線、全力で走った。

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な、な、70位！？

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