26 ページ2
Aside
「ねぇ、A…！オレのこと、捨てないでぇ！！」
私に縋り、泣き叫ぶ彼。
しかし、私の決意には揺らぎがなかった。
『ごめん、無理。』
「え……」
「は？おま、何言って…」
ケンちゃん…いいや、ドラケンまで驚いた顔をする。
『私の精神ズタボロにされてハイ許します？巫山戯んじゃねぇよ。』
「っ……」
『突拍子な行動に付き合わされて、その頃は好きだったから浮かれてた。んで、急に悪夢へ落とす。どお？一回味わってみる…？フフ…』
「……お前、Aじゃねぇ。」
『あ？ンだよドラケン。』
「お前は…！んなことするワケねぇ。」
カッとなりそうになったのか、声量を落とすドラケン。
あ？知るかよ。
あ"ー、またイライラしてきたぁ…
『取り敢えず、分かった？私、裏切り者、キライ。だから、オマエ、キライ。』
家に再び戻ろうとするとドアを掴まれる。
掴んだ主はずっと黙ってたマイキーだった。
「…嫌いでもいい。オレから離れないで…？」
『んふふ〜、イーコト教えたげる。
……オマエの嫌い、私のキライと違うから。』
ドンッ…と殺気を出した笑顔で言う。
そんな私に2人は肩を揺らした。
『そう、それがお似合い♡じゃね、もう現れないで〜』
バタン
戸が閉まり、鍵も閉める。
『人のセーシンなんて所詮紙みたいなもん。
一度グチャってしたら、一度切ったちゃったら糊ではっても、テープで直しても傷口は癒えない。』
すっ…と戸を背にして座り込む。
『そ、うだよね…？』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
イザナ、遅れてごめん…！おめてぃー！
八戒もおめてぃー！by9/4
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おいしいたこ焼き(プロフ) - 無理矢理終わらしてしまい、すいません…… (2021年9月20日 13時) (
レス) id: 7628160e1f (このIDを非表示/違反報告)
おいしいたこ焼き(プロフ) - 癒し系猫さん» ありがとうございますぅぅ…！！！そう言ってくれるのなら、もっと汚そうかな？← (2021年9月6日 23時) (レス) id: 9985ac7340 (このIDを非表示/違反報告)
癒し系猫 - 続編おめでとうございます！あﾞー!!!夢主ちゃんがヴィランに染まっていくゥー！…でも…でも…！………めっちゃいい← (2021年9月6日 23時) (レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
おいしいたこ焼き(プロフ) - 薄浅葱茶トラさん» ありがとうございますッ！！！ (2021年9月5日 6時) (レス) id: 9985ac7340 (このIDを非表示/違反報告)
薄浅葱茶トラ(プロフ) - もうなんて言ったらいいのか.....!!最高過ぎますｯ!続き楽しみにしてますっ！無理しないよう頑張ってください (2021年9月5日 0時) (レス) id: 1dfa2e73c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おいしいたこ焼き | 作成日時：2021年9月4日 23時
