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その部屋に入ると包帯ぐるぐる巻きの点滴を打った男女がいた。
「先生...これ何かの嘘ですよね。こんなのお父さんとお母さんじゃないですよね？」
「...君の...お父さんとお母さんだよ」
「...嘘に決まって...る...もん」
目に涙が溜まりそれは頬を伝って地面に落ちた。
「お母さん...お父さん...！！」
起きてよ...！
いつもみたいに笑って...面白くて...優しいお父さんとお母さんに戻ってよ。
なんでそんなところで寝てるの？ねぇ...
「先生...そろそろ時間です」
「...あぁ。それじゃあ行こうか。Aちゃん」
「嫌...！！！」
「僕もそうしてあげたいけど駄目なんだ！今日はもう遅いから、また明日来てあげてくれないかな？...明日来たらケロッと起きていつもみたいに笑ってるよ。そういうやつらなんだよこの2人は...」
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眠 - やっべぇニヤニヤが止まらねぇ・・・ (2021年9月24日 20時) (
レス) @page19 id: cfd8dfa5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁 x他1人 | 作成日時：2018年3月25日 4時
