安室さん短編 ページ35
短編があらわらた！
(ふざけましたごめんなさい)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プルルルルルルルルル……
機械の感情のない音が聞こえる。
プルルルルルルルルル…
普通だったらすぐ、受話器を取るだろう。
プルルルルルルルルル…
しかしそういうわけでもない。
プルルルルルルルルル…
ーーーー彼とは数年の付き合いだった。
安「さらさん！」
今もその時の彼の事を覚えている。
当時余り男性、いや人間に興味、関心を持っていなかった。
よく言えば大人しい、
悪く言えば根暗、 という感じだった。
特に人から必要とされないまま時は過ぎていった。
そんな中唯一私に向き合ってくれる人がいた。
そう、彼だ。
最初はとても驚いた。
しかし、話し掛けられていて 不快に思わなかった。
少しずつ、差は縮まっていた。
進学し、同じ学校に通った。
意欲のなかった勉強もなんだかやる気がでた。
サークルでも沢山の友達と、
異性の仲が良い人もできた。
そこからだった。
ある日、ケータイのメールを確認しようとしたら 物凄い量のメールが送られてきていた。
メールだけではない。電話も一生にかかってくるであろう数を優に超えていた。
ーーーーー
プルルルルルルルルル……
手が受話器を掴んだ
「なんで……出てくれないんですか？」
「……ごめんなさい」
「まぁ貴方の安否を確認できてよかったです」
「安室さんは……」
「はい？」
「安室さんは…何故ここまでして私を？」
「好きな人を守るのが彼氏、いや夫の役目ですから。」
「安室さん……」
「はい」
「可笑しい…ですよ？」
「っな訳ないです！これぐらいしないと！すぐに貴方は何処かに行ってしまうから！
今日だってサークルの仲間だとかいって
12人と楽しそうに喋ってたじゃないですかっ！
どうせ、他の男なんか貴方のこと…
何もわかってないんですよ！！
…僕は、こんなにもさらさんだけを見てさらさんだけを愛しているんです。
だから
さらも僕の事、大好きですよね。
愛してますよね。
あ、そうだ
窓の外、見てみてください。」
あ「……？？」
よく見えなかったが
花束を持って
にっこりと微笑む安室さんが立っていた。
「これはポストにでも入れておきますね。
さらさん。」
ポストには
向日葵の花束があった。
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月夜神 - すみません！意味が良く分からないので教えて下さい！ (2018年4月10日 18時) (
レス) id: 20afe7bbf6 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - そうだったんですね！ (2017年1月20日 16時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 零音さん» はい。同時に喋るシーンを作りましたがその事でしょうか。大分昔の事なのですが分身して赤井さんと、変装ではない沖矢さんという設定にしたと記憶しています。 (2017年1月20日 14時) (レス) id: 41eabb8579 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 沖矢さんと赤井さんは同一人物ですがこの小説では別人となっていますがわざとですか？ (2017年1月19日 21時) (レス) id: 0fac29e216 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - レインさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！返信が遅くなり申し訳ありませんでした… (2016年12月1日 21時) (レス) id: 41eabb8579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みお | 作成日時：2016年5月13日 22時
