赤と橙の詰め合わせ『短編集』 (ページ18)

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片思い▼ ページ18

「っ～はぁ…」

大ちゃんと一緒に居ると緊張して自然にできない笑

大ちゃんが風呂に入ってる間にさっきリクエストされた下着をタンスから探して着替えと一緒に持ってくと

ドア越しにボヤけた大ちゃんの背中が見えた

俺は心臓がバクバクして止まらなかった

今はちょっと落ち着いてソファーで足を伸ばしてくつろいでると

「山田～ありがとな！気持ちよかった笑」

そう言って髪は濡れていて上半身は何も着ていない大ちゃんが出てきた

「っ、、ばか！服、着ろよｯ///」

そう言うと俺の気持ちを知らない大ちゃんは

「照れてんか！笑」

そう言って俺の隣に座ってきて抱きついてきた

「ちょっ、退けよ///」

俺は必死に大ちゃんの腕を叩き退かすと

「ばか！俺が出てくるまでには服着とけよ」

そう言って風呂に向かった

「はぁっ…」

湯船に浸かると大ちゃんが入れてくれた紫色のバスロマンがやけに濃く見える笑

俺は湯舟からあがって身体や頭を洗う為に椅子に座ると

「あ…大ちゃんも、、」

意識しちゃった笑

シャンプーも、大ちゃんが使ったら跡が残っていてなんか嬉しくて気分が高まった

俺は身体とかを洗って風呂場から出ると

身体を拭いて着替えてリビングに行くと

リビングのソファーでうたた寝をしてる大ちゃんがいた

俺は迷わず携帯を手に取ってカメラを開きウトウトしてる大ちゃんの動画を撮ると

「うぁぁｯ...な、んだ…山田か笑」

目を覚ましたみたいで眠そうに目を擦っていた

「ベット行けよ笑」

そう言って腕を引っ張って起こしてやると

「お前も、一緒な？」

そう言って俺に抱きついてきた

「ｯ…わ、分かったから離せっ//」

そう言うとすぐに離してくれた、大ちゃんは俺の腕を引っ張って俺の部屋に向かって行った

俺は携帯だけ持って部屋に行く前に廊下から電気を消した

大ちゃんは俺の部屋に入って

「ん～山田の部屋だぁ～」

と、言ってベットの布団に潜り込んだ

俺は自分に、いまは襲っちゃだめだからな。といい聞かせて大ちゃんの隣に寝ると

「んーっ」

大ちゃんが寝返りをうって俺に抱きついてきた

「こんな夜が毎日続けばいいのに…ずっと大ちゃんと一緒ひいれたらいいのに。。」

そう俺は呟いて目を閉じた

本気なんだよ、本気で大貴が好きなんだ。