赤と橙の詰め合わせ 『短編集』

片思い▼ ページ15

今日は雑誌の撮影だけだったからそのまま家に帰った





俺はソファーに寝転がってそのままウトウトとしてしまった





俺が目を覚ますと





目の前には大ちゃんが居て





キスしていた





俺はビックリして飛び起きた





「な、んだ…夢、か...」





叶わない恋…してしたったんだ





叶わないけど、叶わないけど





「大ちゃんに恋していいよな、？」




俺は誰も居ない部屋でそう1人呟いた





ポケットの中から携帯を取り出して




LINEを開くと





伊野ちゃんと食ってきた♪
美味しかった！！





と、大ちゃんと伊野尾ちゃんが写ってる画像が載ってるタイムラインが更新されていた





「伊野尾ちゃん、、か…」





俺は取り敢えずグットスタを押しておいた




俺じゃダメかな？




伊野尾ちゃんよりは料理できるよ？




あんなに可愛くはないけど、大ちゃんに好かれる為なら俺頑張るよ？




「あぁー、、早く振り向け馬鹿岡。」





もう、どうしようもねぇーぐらい想いは止まる事なく溢れてるのに。

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