【No，47】ねじれ ページ47
「＿＿＿＿あーもしもし！？」
ゴンは携帯を取り、電話に出た。
「ゴン、誰から？」
「Aから！」
キルアに嬉しそうに伝えると、そっと席を立った。
「あいつ、すげぇな…A絡みになるとほんとにテンション変わるよな」
レオリオがキルアにいう。キルアはなにも言わずに頷いた。
「A？…私に電話をかけてきた者か？」
クラピカが不思議そうに尋ねる。レオリオはコクリ、と頷いた。
「…にしても、ゴンって声がでかいな」
4人で座っていたファミレスの席から少し離れた所で電話をするゴンを見て、３人はため息をついた。
「…うん、うん。え？鎖野郎？」
ゴンのこの一言に、あたりの空気が一変する。
「うん、うん。え？…分からない。ごめんね、力に慣れなくて」
「うん、分かった。じゃあまた今度ね！バイバイ！A！」
電話を切り、こちらにかけてくるゴン。
一番に口を開いたのは、クラピカだった。
「…ゴン、なんの電話だ？」
「Aからだよ？」
「それは知っている。内容を聞いているんだ」
ゴンは少し目を伏せると、しっかりと言った。
「…………A、訳あってクラピカを探してるみたい。」
「私の事を鎖野郎、と呼ぶような奴なのか？Aは。…前に会話した時はクラピカさんと呼んだぞ？」
怪しそうにまゆを潜めるクラピカを見て、ゴンはしばしば言った。
「……A、旅団の手伝いをしてるらしいんだ。…ウボォーギンっていう仲間が殺られて、そいつをやったのが鎖野郎って言うやつだって。だから、鎖野郎を知っていたら連絡ちょうだい、って言われたんだ」
それを聞いて、クラピカは声を張り上げた。
「旅団と関わりがかる！？そんな奴とゴンたちは知り合いだって言うのか！！」
「オレも今知ったんだよ！前にあった時は旅団なんて知らないって言ってた！！…嘘、つかれたのかもしれない。」
「ともかく！ゴンはクラピカの事は何も言ってないんだよな！？」
レオリオが言うと、ゴンは頷いた。
「……ともかく、ゴンたちが私の作戦に協力してくれるならば、そのAとの関わりを断ち切ってもらう！」
「……」
「それが出来ないというのならばこの話しはなしだ！」
「クラピカ落ち着けって！」
レオリオがそう言ってクラピカを抑える。クラピカは荒い息を吐くと、「すまない」と誤った。
「Aは、悪い人じゃないよ」
ゴンが小さく呟いた。
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あやかあいか(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！これからも面白い更新をしていくのでまた来てください！お気遣いもありがとうございます！ (2016年12月27日 20時) (
レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 僕も、この作品大好きです！どうぞ、無理をしないでくださいね。更新頑張って下さい！ (2016年12月27日 19時) (レス) id: 56fb316c52 (このIDを非表示/違反報告)
あやかあいか(プロフ) - Hobbitさん» 大好きだなんて恐縮です涙もう本当にありがとうございます！更新頑張るのでまた見に来てください！ (2016年12月11日 16時) (レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)
Hobbit(プロフ) - この作品大好きです！更新楽しみにしています！ (2016年12月11日 8時) (レス) id: 1e6122ee64 (このIDを非表示/違反報告)
あやかあいか(プロフ) - 月宮有栖さん» 楽しみにだなんて！もう感激です！頑張ります！ぜひまた見に来てください！！ (2016年12月10日 21時) (レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜衣香 x他1人 | 作成日時：2016年11月26日 19時
