幻王様が人間界に降臨した様です 4

妖怪だけの妖怪探偵団 2 ページ2

Noside
ミッチー 「いいだろう」

コマじろう 「やるゲロ」

ウィスパー 「ではアキノリきゅんがいつも見ているうすらぬらを見てみましょう ふ〜ん ほほうニタニタさん」

ジーたん 「ニタニタさん なに？」

ウィスパー 「なるほど ウィスほど どうやら今急激に書き込みが増えている怪奇案件のようでウィス 街角から急に飛び出して人々を驚かせているそうなんですが…驚くのは飛び出すことだけじゃあないんでウィス ニタニタと笑うその顔が本当に怖いそうなんです…」

ミッチー 「ほほう…」

ジーたん 「ウィス 喋り 怖い ダゼ」

コマさん 「ニタニタさんとは一体何者なんじゃ？」

ウィスパー 「そうですね〜 実は倒れた材木の下敷きになった人間と猫が妖怪になった…人面猫とか」

ジーたん 「ヒィィ」

ウィスパー 「自動車事故に巻き込まれた猫がその無念さから化けてしまった…猫車とか」

ジーたん 「うわぁ ジーたん 怖い 怖い ダゼ」

ウィスパー 「ケースケきゅんみたいな良いリアクションしますね〜」

ミッチー 「アッハッハ この程度で怖がるとはまだまだ子供だな」

コマじろう 「お前もビビっているゲロ」

コマじろうがミッチーの足を見るとその足は震えていた

ミッチー 「ビビビ…ビビってなどな〜い！そう言うお前だって本当は怖いんだろう？やせ我慢はそれくらいにして…ズブシ あぁ〜っ目が 目が〜！」

コマじろう 「オラは別に怖くないゲロ」

ジーたん 「コマじろう強い 先輩！先輩！ダゼ！」

ミッチー 「とにかくどちらが先にこの怪奇案件ニタニタさんを解決するか勝負だ！」

コマじろう 「望むところだゲロ！」

不動明王ボーイ 「おい！なんの話だ？」

不動明王ボーイが窓から入ってくる

ミッチー 「お…お前は！」

ウィスパー 「不動明王ボーイ⁉」

不動明王ボーイ 「なぁなぁなんか楽しそうじゃねぇか！俺様も混ぜろよ！」

ミッチー 「ど…どうする？」

ウィスパー 「どうするってあーた不動明王ボーイは一度暴れ出したら気に入らない相手は容赦なくボコボコにして眠くなったらどこでも寝てしまう」

ミッチー 「わがまま 気まま なすがまま 世界は自分を中心に回っていると考えている そんなやつと関わったら…！」

不動明王ボーイ 「おい！なにしてんのか早く教えろよ！」

ミッチー ウィスパー 「いや…その…」

ジーたん 「キンニク コマじろう勝負先輩決めるダゼ」

不動明王ボーイ 「勝負？」

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